トラックドライバーの求人募集で採用される人と採用されない人の違いは?

トラックドライバーの求人募集で採用される人と採用されない人 トラック/交通

こんにちは、トラックドライバーのikuzo(いくぞう)といいます。

トラックドライバー歴25年のベテランドライバーです(自分でベテランと言うのも変か?)。

 

25年前に今勤めている運送会社に入社して初めてトラックというものを運転しました。

そんな私がいきなりやった仕事は、大型トラックでの長距離輸送でした。

そこそこ大きい会社なんですが、素人(私)を採用してよくいきなりそんな仕事をやらせたな、と今になると思います。

よほど当時は人手不足だったんでしょう。

 

その一方で「トラックの経験はあるのに、大手の求人募集に応募しても、ぜんぜん採用されない…」という人もいると思います。

いったい採用される人と採用されない人は何がどう違うんでしょうか?

 

今回はそんな、トラックドライバーの求人募集で、採用される人と採用されない人の違い

うちの会社を例にして書きました。

もしあなたが「いつも不採用…」という人であれば、この記事を読むことにより、

不採用の原因が分かって、次の応募までにその原因を取り除くことができるかもしれません。

ぜひこの記事を読んで、不採用になる原因があるかどうかをチェックしてみて下さい。

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うちの求人募集は「履歴書」がめっちゃ重要

履歴書

まず、うちの会社について軽く説明しておきます。

うちの会社は全国に営業所があって、従業員数は1000人以上です。

(従業員数は会社の特定をさけるため具体的な数字は書きませんのでご了承ください。)

 

給料は入社1年目でも年収500万円位はいくと思います。

私も25年前に入社したときは20代で年収が約550万円ありました。

ただし、この時は残業と休日出勤の合計が100時間/月以上と鬼のようにあり、

今だと入社1年目の人が残業を60時間/月くらいやって、年収500万円前後といった感じでしょうか。

 

私は現在、ドライバーながら○長という役職もあります。

なので求人募集で応募してきた人の履歴書を見たり、面接に立ち会うこともあります。

ただ、うちの営業所は定年で退職する人以外、やめる人はほとんどいません。

そのため求人募集をかけるのはごく稀ですが、一度求人をかけると20人程度の人が応募してきます。

そして選考方法については次の章に書きますが、履歴書だけでほとんど決めてしまいます。

20人の中から1人か2人だけを履歴書で選んで、その人と面接して問題がなさそうなら採用するといった感じです。

つまり、面接まで残れば、よほどのことがない限り採用となるので、履歴書が超重要になるわけです。

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トラックドライバーの求人募集で採用されにくい人

ガッカリしている人

では、どんな人が面接まで残るのか、ここからお話しします。

まず次のような人は、残念ながら早々に選考から外れます。

大型車の経験がない人(うちの営業所の場合)
転職回数が多い・転職を少ない年数で繰り返している人
前に勤めていた会社の悪口を履歴書に書いている人

ひとつずつ見ていきましょう。

大型車の経験がない人

って、これ昔の私なんですが、うちの営業所はほとんどが大型トラックなので、

現在は大型車の経験がない人はお断りさせていただいております。

ただ、3トントラックだけという営業所も他にあるので、大型の経験がない人が応募してきて

たまたまその営業所に欠員があれば「そちらの営業所はどうですか?」と提案することはあります。

うちの会社の場合、3トントラックの営業所はトラックの乗務経験がない人でも採用可能です。

転職回数が多い・転職を少ない年数で繰り返している人

履歴書の職歴欄に、たくさんの会社名が並んでいる人も採用されにくいです。

うちの会社に応募してくるのは、ほとんどが30~50代の方ですが、転職回数はいずれの年代でも3~4回が限度でしょうか。

残念ながら、職歴欄に5~6社以上の会社名があると、よほどのアピールポイントがない限り面接まで辿り着くのは難しいです。

40代以上の方であれば、どこかの会社に10年以上務めた経歴は欲しいです。

前に勤めていた会社の悪口を履歴書に書いている人

履歴書には求人募集に応募する「志望の動機・アピールポイント」を書く欄がありますが、

そこに以前勤めていた会社の不平不満がずらーっと書き並べてあり、最後に一言。

そのような理由で私はこの会社をやめました。しかし貴社に入社することができたら

不平不満を一切言わずに、命じられた仕事を何でも喜んでやりたいと思います。」

って、こんなことを書いている人も実際にいたんですが、

この履歴書を見た我々が「大変な会社に勤めてたんだなぁ」と同情するとでも思ったんでしょうか。

無論、この人も即座に選考から外れました。

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求人募集で採用されやすいのは経験や資格がある人

喜んでいる人

では今度は逆に、採用されやすいのはどんな人なのかを見ていきましょう。

うちの会社の場合は30~50代の応募が多く、50歳くらいまでなら採用可能です。

52、53歳を過ぎるとちょっと採用は厳しいかな、といったところで、それ以下であれば年齢は特に不問です。

未婚の人と結婚している人のどちらが有利かというと、

結婚している人の方が「家族のために真面目に頑張るのではないか」というイメージでやや有利です。

 

そしてずばり求人募集で採用されやすいのはどんな人かというと、うちの営業所の場合は

大型トラックの経験がある人で、できれば即戦力の資格を持っている人です。

 

入社した運送会社で必要な資格は、入社後に会社が費用負担して取らせてくれますが、

あらかじめその会社で必要な資格を持っていると就職が有利に運ぶこと間違いなしです。

たとえばトラック運転手希望の人が運転免許以外に持っていて損のない資格には、次のようなものがあります。

 フォークリフト
 玉掛け
 小型移動式クレーン
 危険物取扱者
 高圧ガス移動監視者
 運行管理者

私はこれらの資格を入社後に会社命令ですべて取得しましたし、この他にもいくつかの資格を保有しています。

このような入社後に取得する資格を、求人募集に応募する際にあらかじめ保有していると

ドライバーを募集している会社から「即戦力」として採用されやすくなります。

 

上の資格の中では4トンや大型トラックの乗務員に一番需要があるのは、フォークリフトの資格でしょうか。

大きいトラックの運転手はフォークリフトの運転が出来て当たり前と思われていて、

実際、ドライバーがフォークリフトを使って自分で荷物の積み降ろしをすることはよくあります。

 

他にも、平ボデーのトラックが多い会社に勤めたいのであれば玉掛けを、

ユニック付のトラックに乗りたいのであれば玉掛けと小型移動式クレーンの資格を、

危険物や高圧ガスを運んでいる会社に入りたいのであれば、危険物取扱者や高圧ガス移動監視者の資格を取っておくと求人募集の選考にはかなり有利になると思います。

フォークリフト、玉掛け、小型移動式クレーンであれば3~5日間の日数と、3~4万円程度の受講費があれば誰でも資格が取れます。

危険物取扱者の資格の取り方↓

【危険物取扱者乙4】資格試験(合格率約40%)の勉強方法3つ

 

その他に大事なことと言えば、履歴書に貼る写真です。

「こんにゃろ、なめんなよ」みたいな目でカメラを睨みつけた写真だと印象がとても悪くなるので、

ウソでもいいのでなるべく穏やかな優しい顔で写るようにしましょう。

あまりにワザとらしい笑顔だと、それはそれで気味が悪いと思われますけどね。

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面接まで辿り着いたのに採用されない人とは

椅子の上でバランスをとる男性

うちの営業所の場合は面接まで来ると50%以上の確率で採用になりますが、採用にならないのはどんな人かというと、

まず次のような人は印象が悪く、それだけで採用が少し遠くなります。

挨拶がロクにできない
服装がだらしない(ただしキチンとした恰好をしていれば、うちの会社はスーツでなくてもOK)
携帯の電源が入りっぱなしで、面接中に電話がかかってくる

そして面接まで辿り着いたのに、採用にならないケースで一番多いのが

大きな事故歴のある人や、交通違反の多い人です。

「今までに大きい事故を起こしたことはありますか?」

「過去5年で何回くらい交通違反がありますか?」

この2つの質問に「ありません」(交通違反は軽微なものであれば1~2回は可)と答えることができなければ採用はかなり難しくなります。

 

ずっと前に起こした事故に関しては虚偽の申告をしてもバレないかもしれませんが(そのかわりバレたら大変)、

交通違反については入社前に運転記録証明書を使って会社側が必ず確認するのでウソをついても無駄です。

うちの会社で面接まできて不採用になるのは「交通違反の多い人」が圧倒的に多いです。

トラックドライバーになりたい人、転職を考えている人は事故と違反には特に気をつけましょう。

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トラックドライバーの求人募集で採用される人 まとめ

笑顔の男性

いかがだったでしょうか。

まとめますと求人募集でトラックドライバーに採用されやすい人は以下の通りです。

 ドライバーに採用されやすい人
  • トラック運転手の経験がある人
  • あらかじめ必要な資格を保有している人
  • 挨拶ができてマナーがきちんとしている人
  • 大きい事故を起こしたことがない人
  • 過去5年に交通違反が0~1回程度である人

「なぜ俺は不採用ばかりなんだ?」という人は、とりあえず先ほど紹介した資格を取ってみて

交通安全の意識をさらに高めてみるといいかもです!

 

ちなみにこの記事を読んで「ぜひikuzoさんの会社を紹介して下さい!」とコメントいただいても

「それはちょーっとできないー、そうだんねー♪」(禁区/中森明菜さん)ですからね(^_^)

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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