トラックドライバー【求人募集の選び方】これから運転手を目指す方へ

トラック トラック

こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。

私がトラックドライバーになって早いもので24年が経過しました。

この業界に入る前は、まともに2トン車にも乗ったことがなかったんですが、いきなり

大型トラックの長距離ドライバーとしてデビューしました。

この仕事を選んだ理由は、全国あちこち行けて楽しそうな仕事に思えたからです。

 

運送業界のことをあまりよく知らなかった私は、求人誌に載っていた何社かに応募して、その中の1社に採用してもらいました。

そこそこ大きな会社だったんですが、

こんな素人を採用して、よくいきなり大型車に乗せたなと今でも思います(笑)

 

そのままその会社に24年勤め続けていますが、もしこれが給料が安かったり仕事のきつい会社だったら、とっくに他の会社に移っていたかもしれません。

なので本当にたまたまなんですが、入社したのが少なくとも自分にとって悪くない会社だったわけです。

 

そんな素人だった私が言うのもなんですが、会社選びって大事ですよ。

自分の将来を預ける場所ですからね。

プー太郎
プー太郎

どうせなら、後悔しない会社を選びたいよね!

 

そこで今回は運送会社の選び方についてお話ししたいと思います。

これを読んでいるあなたが良い運送会社に入れるようなポイントやヒントを少しでもお届けできれば!と思ってます。

 

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求人募集は大手を探そう!

大手を探そう!

いきなり結論を書いてしまいますが、

運送会社は大手に入るのが一番です。

 

現在、運送業界はドライバー不足が大変深刻化しています。

ドライバー不足といっても、トラック運転手の数が大きく減っているわけではありません。

Amazonや楽天などのEコマース(ネット通販)の利用者増加で、荷物の量(個数)が増えていることが主な原因です。

おかげで運送業界は、腐るほど仕事があります。

 

トラックドライバー不足の現状
出典:国土交通省「トラック運送業の現状などについて」

 

上のグラフからも、他の業種に比べてトラックドライバーの求人倍率は極めて高いことがわかります。

倍率が高いということは、大手の会社に入れるチャンスもそれだけ多いということです。

 

会社選びの最優先ポイント

運送会社の求人広告を見て最初に目が行くのは、誰しもその会社のお給料だと思います

仕事を探している人なら、当然ですよね。

仮にA社とB社の広告が掲載されていて、どちらも月給が30万円だとします。

同じ給料で待遇も似たようなことが書いてあれば、自宅から近い方の会社を選びたくなりますよね。

しかし、給料が同じでも実際の拘束時間や仕事の量は、入る会社によって大きく変わります

 

運送業界は大きい会社ほど、小さい会社に比べて仕事が楽で給料も高くなる傾向があるからです。

大きい会社ほど「給料が高い」というのはどの業種も同じだと思いますが、運送業界は「仕事が楽」になります。

理由は後述しますが、一般に大手と中小企業を比較した場合、

 同じ仕事量なら、大手の方が給料は高い
 同じ給料なら、大手の方が仕事は楽

と言えます。

 

主な原因は、小さい会社は大手に比べて、安い単価で仕事を受けているからです。

運賃が安い分、小さい会社のドライバーが大手と同じ量の仕事をしても、大手並みに給料をもらうことはできません。

大手と同額の給料をもらうには、大手よりも仕事を多くこなす必要があります。

求人広告に載っている給料は、それをこなした時の金額なんです。

求人広告に給料が安く書いてあったら、誰も応募なんてしてこないですからね。

プー太郎
プー太郎

小規模な会社は、大手よりも1.2~1.3倍仕事をするイメージだよ

 

よそに比べて給料が1.2倍ある会社でも、仕事や残業が1.5倍あったら元も子もありません。

給料の額ばかりを見るのではなくなるべく大きな会社最優先ポイントに会社を選ぶのが一番だと思います。

応募しない方がよい会社

だめ!

運送会社の中で、一番避けたいのは求人広告が一年中出ているような会社です。

すぐに人が辞める(または入ってこない)会社と判断できますし、従業員不足が続くと1人のドライバーにかかる負担が大きくなります。

ハードな仕事が続くと、今いるドライバーもいずれは辞めるでしょう。

どこかで悪循環を断ち切る必要があるんですが、対策の打てない会社なんですよね。

 

誤解のないように言っておきますが、

「大手じゃない会社=すべて入社しない方がいい会社」ではありません。

荷主に恵まれるなどして、これからどんどん成長していく会社もあると思います。

運よくそんな会社に勤めていれば、仕事のやりがいもきっとあることでしょう。

しかし、これから入社する人間がそれを見極めるのは困難です。

だったらすでに成長している大きい会社を選ぶ方が、安全な得策だと思いませんか?

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大手運送会社のメリット

大手運送会社のメリット

わたくし独自の勝手な基準ですが、これくらいの会社なら入社されてもいいと思います。

入社したい会社の条件
会社が設立してから20年以上経過している
20年以上勤めているベテランのドライバーがいる
従業員数が500人以上
営業所がたくさんある

このような会社がなぜいいのかというと、給料や待遇面の他に社則が厳しいこともあります。

「社則が厳しい」というのは一見窮屈きゅうくつそうな感じもしますが、

様々な事象から結果的にあなたを守ってくれます

 

たとえば高速道路を走っているトラックは、会社によってスピードがまちまちです。

社則の厳しい大手はスピードにもうるさいので、比較的ゆっくり走っています。

ゆっくり走っても間に合うような運行スケジュールが、もともと組まれているんですね。

ゆっくり走るということは、

ゆとりを持って仕事ができますし、事故や取り締まりに合うリスクも少なくなります

 

もしその事故を起こすと…

会社の大小によらず、給料の一部として支払われている「無事故手当」がなくなったり、賠償金や修理費の一部がドライバーの負担になることもあります。

このドライバーの負担額は、会社によって様々です。

手当や弁償金については面接の際、必ず担当者に確認するようにしましょう。

プー太郎
プー太郎

荷物も破損させたらドライバーが弁償、なんてこともあるよ

 

また、大手の会社には専属の営業がいます。

営業がいる会社は荷主のお客様から直接仕事がもらえることが多くなり、

他の会社を介さないので運賃も良く、その結果ドライバーの給料も高くなります

一方で、小さい会社は社長などが仕事の合間に営業をするだけなので、大きな荷主から直接荷物をもらえるのはごく稀です。

そのため、他の運送会社から回ってくる安くて面倒な仕事を引き受けないと仕事のない会社もあります。

面倒な仕事とは
手積み手降ろし
積込先や配送先の条件が悪い(道がせまい・荷物の積み降ろしに時間がかかるなど)
 1車分の積込先や配送先が複数であること

大きい会社は効率のよい楽な仕事を自社のドライバーにやらせて、面倒な仕事はマージンだけを差し引いて、よその会社に回しているわけです。

面接時の質問事項など

面接での質問

さて、ターゲットの会社が見つかり、面接まで漕ぎつけたとします。

これからあなたがお世話になるかもしれない会社を訪れたら、まず見ていただきたいのがそこに勤めている社員さん達の乗用車です。

 

トラックドライバーは、ほぼマイカー(またはバイク)通勤です。

これは公共の交通機関が動いていない時間帯に通勤しなければならないことと、運送会社なので会社に十分な駐車スペースがあるからなんですね。

乗用車を見ると、その会社で働いている社員さん達の生活レベル(=会社の待遇)がある程度分かるので、必ずチェックするようにしましょう。

 

そして、面接時に使える質問事項の例を挙げておきます。

必要に応じて面接担当者に尋ねてみて下さい。

会社設立年
従業員数
営業所の数
 ドライバーの平均年齢と勤続年数
実際の出勤時間や勤務時間
年間休日(家族のいる人は土日休めるか?)
給料や各種手当
給料制度(固定or歩合)
賞与・昇給(賞与・昇給のない会社もあります)
退職金
寮や社宅の有無
各種免許取得制度
事故(交通・荷物)を起こした際のドライバーの負担

勤務時間についてですが、現在は法律で2~6ヶ月の月平均の残業時間が80時間以内と決められています。

そのため、昔に比べると拘束時間が極端に長い運送会社は減ってきていますが、

トラックドライバーにつきものの、荷積みや荷降ろしのための待ち時間をすべて休憩時間と見なす会社もあるので、そこも確認した方がいいと思います。

あとは面接当日に実際の配車表を見せてもらい、その会社で働いているドライバーの具体的な運行ルートや荷物(品物と積み方)を確認させてもらうのがいいでしょう。

まとめ

とりあえず大手の会社を狙いましょう。

もし希望の大手が初心者を採用しないようなら、ひとまず中堅で待遇のよさそうな会社に入り、そこで経験を重ねてからステップアップで大手を目指すという手もあります。

 

会社は大きいほど、そして車も大きいほど給料はよくなります。

いずれあなたが高給取りを目指すのなら、海上コンテナ重機トレーラーなどのドライバーはいかがでしょうか。

勤務地にもよりますが、800万円前後の年収を稼ぐことも夢ではありません。

手積み手降ろしが嫌だったら、石油や高圧ガスのタンクローリーもあります。

いきなりは乗せてもらえなくても、将来を見越してそんな車がある会社に入るのも、ひとつの戦略だと思います。

 

私のように成り行き任せではなく、将来のビジョンを持って仕事を探せば、輝く未来がきっとあなたを待っています!

幸運を祈ってます。

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