こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。
突然ですが、「健康のために一駅歩こう」なんていうじゃないですか。
よく言うよね。
私、青森の出身なんですが、東京から故郷に帰るときはいつも新幹線で新青森駅まで行くところ、
今回は二駅手前の八戸駅で降りてみたんです。
そして八戸市から青森市まで歩きました。
ちょ!新幹線の二駅って何kmあるのよ?
歩くと少し遠回りになって約100kmあるよ(キッパリ)
なんだかどんどんエスカレートする人だねぇ……
ちなみに「健康のために」というわけではなく、ただ単に「歩いてみよう」と思っただけです。
今回歩いたコースがこちらです↓
1日目 八戸から十和田まで歩く
八戸駅出発
1週間前の週間天気予報はあまりよろしくなかったのですが、どんどん予報が回復(?)して当日はこの通り!
私って青森限定で晴れ男なんですよね。今回も元気よく出発したいと思います。
ゴールは青森駅のそばにある「アスパム」とし、1日目は25km先の十和田市を目指しました。
八戸駅をスタートしていきなり、ダラダラとした登り坂が延々と続きます(県道20号線)。
そして田舎道のお約束。歩道がなくなります。
歩道がなくなると車がマジで怖いんだよね。
県道20号線、交通量はやや多めで横を通る車は大きくよけてくださいますが、身の安全のために草むらを歩いたりもします。
そうして歩くこと約1時間半、おやおや何かお店が見えてきましたよ。
オレンジハートでおにぎりを買う
おお!これは青森のローカルコンビニ「オレンジハート」ではないですか!
青森県でもたったの6店舗しかない幻のコンビニだよね。
まさかこんな所にあったとは。もちろん迷わず入ります。
オレンジハート(通称:オレハ)は、おにぎりやお弁当が超充実のコンビニです。
お弁当とほぼ同サイズの巨大バーガーがありました(1つ750円~800円)。
こちらはかなり笑えました。煮卵が4つ入って商品名が「たまごたまごたまごたまご」です。オレハはネーミングセンスが抜群ですね!
ギャハハハハハ!そのままだ!
私は十和田市で食べたいものがあったので、ここではおにぎり2つだけを買いました。
すじこは「すじこおにぎり」なのに、たまごは「たまご」としか書いてないんだね。
十和田市突入
これ一応歩道ですので、念のため。
八戸駅から歩くこと約4時間半、ようやく十和田市に入りました。時刻は午後2時です。
途中「くせが強いラーメン」屋さんがあったり
合うか合わないかはあなた次第!こっちの責任か!
ここは千原ジュニアさんが5000円のタクシー旅で立ち寄ってた焼肉屋さんですね。
「ゴージャス先生」というなんだか楽しげなパン屋さんもありましたよ。
そして着きました、一泊目の宿はホテルルートイン十和田!
チェックインしてすぐさま、早めの晩メシを食べにいきました。
本当は4年前に一度行った「司バラ焼き大衆食堂」に行きたかったのですが、日曜日の夕方は残念ながらやっておらず、
以前スルーした「大昌園」という焼肉屋さんに向かいました。
昭和がそのまま残ってるようなお店でいいね。
注文したのはもちろん、B級グルメ「十和田のバラ焼き」です(写真は2人前)。
しかし個人的には味とボリュームのどちらも、4年前に食べた司バラ焼き大衆食堂の方が良かったです。
1日目の歩数計↓
2日目 十和田から浅虫温泉まで歩く
十和田市出発
2日目は浅虫温泉までの約60kmを歩くので、早朝4時にホテルを出発しました。
ホテルを出てすぐに24時間営業の「すき家」がありましたが、まさかここから約8時間、営業中のメシ屋が1つもないとは思いもしませんでした。
朝6時、トラックと共に夜明けの七戸町へ突入です。
しばらく歩いて「七戸十和田駅」へ到着しました。これで新幹線の駅、一駅分を歩いたことになります。
七戸十和田駅は道の駅も併設されていますが、早朝7時なのでメシ屋はやってません。
隣にAEONがあったので、そちらでおにぎりを買いました。栄養ドリンクと共に。
どこが栄養ドリンクだよ……
再び歩き始めて1時間半、貴重なオレハがまたもありました。さきほど、おにぎりを食べたのでここはスルーです。
青森まで52kmです。これで全体の約半分を歩いたことになります。
草がいっぱい生えてますが、一応歩道ですよ。
野辺地で喫茶店「かりん」に入る
十和田市から約30km歩いて、ようやく営業中の喫茶店を野辺地町(のへじまち)で発見しました。
こんなにメシ屋がないとは思いもしませんでした。
野辺地というと、サッカー選手の柴崎岳選手の出身地だね。
まずは飲み物だけど、どれにしようかな、えーと、えーと(と、考えるフリをする)。
今日はビールにしてみました。
何が「してみました」だよ。最初から決まってるくせに。
メシはいっぱい歩いたから再びガッツリと「牛バラ定食」でも食いたいけど、ブログの記事にすることを考えて、ここは青森らしく「帆立ピラフ」を注文しました(えらい)。
ボクたちもう帆立ピラフは見飽きたもんね。
かりんよ、ありがとう。再び歩く元気が湧いたよ。
しかし本日残りまだ30kmあります。けっこう足痛いです。
このバスに乗ったらどんなに楽なことでしょう。
誰も「乗るな」とは言ってない。
王林ちゃん激押しの「カルビ冷麺」を食べる
「かりん」を出て約4時間、ぶっ通しで歩き続け、だんだんと日も暮れてまいりました。
ここで休憩がてら本日も少し早い晩メシにすることに。
国道から少し外れて青森県のスター、王林ちゃん激推し、龍松閣さんの「カルビ冷麺」を食べにやってまいりました。
「たげめがった(とてもおいしかった)れいめんさいこう!!」by王林ちゃん
こちらがたげめがったカルビ冷麺デス。
「出てきたら肉が熱いうちに冷たい麺といっしょに口の中に入れるべし!」と王林ちゃんは言ってましたが、初めから肉がぬるかったですww
お肉はやや硬めでしたが味はよくて、細めの麺も食べやすく、たんげめぇ冷麺でございました。
暗闇の国道4号線
本日残りあと10km、夜の国道4号線は車が来ないと何も見えない状態です。
途中あったはずの3店舗目のオレンジハート(定休日でした)も暗闇でまったく見えませんでした。
こんな真っ暗な中、向こうから人が歩いてきていて、2、3メートル手前まで全く気がつかず、お互いかなりビックリしたという(笑)
そして夜8時、ようやく浅虫温泉に到着です。
浅虫温泉では「ホテル秋田屋」に宿泊しましたよ。
宿の人「お車でお越しですか?」
私「違います」
宿の人「電車ですか?」
私「いいえ、歩きです」
宿の人「どこからですか?」
私「(60km離れた)十和田市からです」
宿の人「どういうことでしょう?」
欲しい質問がモロに来て嬉しかった!
2日目は8万歩以上歩きました↓
3日目 浅虫温泉から青森のアスパムまで歩く
ホテル秋田屋は比較的安めの宿ですが、部屋からはこんな景色が見れたりします。
3日目は残り15kmですが、この日は向かい風が相当強く、昨日の疲れもあって歩くのがかなりしんどかったです。
途中、トヨタの販売店では1966年製のクラウンが飾ってありましたよ。
あともう少し。
アスパムが見えた!
そしてついに、ゴール!
今回もよく歩いたね!
3日かけて八戸駅から青森駅近くのアスパムまで歩ききりました。
歩いた距離が約100kmで、歩数は約13万歩でした。
スタートしたのが日曜日の9時半でゴールしたのが火曜日の午後1時、実際に歩いた時間は約22時間です。
100km歩いてみて感じたのは、24時間テレビで芸能人が100km走るじゃないですか。
自分がやってみると、あれ、マジで凄いと思いましたね。
私の場合、途中食ったりビール飲んだり宿で寝たりの100kmだったので体力的には全然余裕でしたが、
足がむくんで靴がキッツキツのパンパンでした。
とりあえず1日で50km以上歩くことは二度としません。30~40kmが普通に歩ける限界ですね。
つーか、昨年も45km歩いて「二度とやらない」とか言ってたよね。年が明けるとたぶんまた忘れてるんだろうな……
3日目の歩数計です↓
おしまい
コメント
「くせが強いラーメン」がインパクトありすぎて、私の中で興味津々です。
行ってみたい〜
いつもコメントありがとうございます。
そこがツボでしたか笑
24時間テレビは坂本トレーナーとか一緒に走ってくれるけどねー。
たげおもしれがった。
いつもコメントありがとうございます。
トレーナーの代わりに私にはビールがあれば大丈夫(笑)