こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。
我が家も築17年が過ぎてあちこちガタが出てきました。
これまで自分で直したのは床下収納と風呂場のシャワー水栓です。
まだ業者さんに依頼したことはありません。できるところは自分でやろうと思ってます。
そして今回は「洗面台の下が漏れている」と妻に言われたので原因を探って修理しました。
結果からいうと原因はホースからの水漏れで、
ホースの交換は素人でも割と簡単な作業で、費用は約6,000円ですみました。
ジャニスの洗面台から水漏れ
我が家の洗面台はジャニス工業というメーカーの製品です。
妻が発見した際、水漏れは僅かだったようで、ひとまず洗面台の下にタオルを敷いて凌いでいました。
そして私が仕事から帰ると「洗面台の水漏れを何とかしてほしい」と無料業者(私)に依頼が入りました。
無料業者は「俺、つかれてるんだよ」などと言うことなく早速、洗面台の製品番号を調べるところから始めました。
洗面台の製品番号は、洗面台下の扉を開けた横の部分に貼ってあったシールに記載されていたのですぐに判明しました。
洗面台は、ジャニス工業のLU753FEJという製品で、
ネット上にあるジャニス工業の部品カタログで調べたところ(カタログのP137)
LU753FEJに付属しているシャワー水栓はFA244U16か、FA244U14のいずれかで、
形状から我が家のシャワー水栓はFA244U14だということが分かりました。
「よし、これで解決に一歩近づいたな」と思いきや、FA244U16やFA244U14を作っていたMYM(喜多村合金製作所)という会社はすでにこの世に存在していないとのこと。
一瞬「おい!」と思いましたが、今はKVKという会社がMYM製品のアフターパーツを作っているようです。サンキューべリマッチKVK。
シャワーヘッド付近のパッキンを交換
次に水漏れしている箇所を探りました。
どうやらお湯や水を出していない時は水漏れがなくて、お湯や水を出している時だけ
シャワーヘッドの付け根あたりから漏れていることが分かりました。
この水がシャワーホースを伝って洗面台の下を濡らしているようです。
付け根ということはシャワーヘッドのパッキンが怪しいと思い、早速Amazonでパッキンを取り寄せました。
FA244U14用のパッキンは、KVKのZ462141Kという型番です。
このパッキン、Amazonで買うと200円もしません。Amazonプライムの会員であれば送料も無料です。
こんな時はつくづくプライム会員でよかったなと思いますね。
プライム会員でない方は30日間の無料体験に申し込んで、その期間に注文すれば安い商品でも送料無料で届けてもらえます。
シャワーヘッドのパッキンは、シャワーヘッドの先端部を外すとパッキンが出てきます(シャワーヘッドは反時計回りに回すと外れます)。ホースの先端についている黒いゴムがパッキンです。
このパッキンは、Uパッキンといって断面がUの文字のようになっていて片側だけ溝があります。
この溝がある方を水が出る側に向けてパッキンをセットします(矢印側が溝がある方)。
水漏れの原因はパッキンではなくホースだった
しかし、パッキンを交換しても水漏れは止まりませんでした。
おかしいなと思いながら、あれこれやっているうちに原因はパッキンではなくホースだということが分かりました。
写真では分かりにくいかもしれませんが、ホースの水が出る部分を指で塞いでみたら、
ホースの側面から水が滲んできたんです。
MYM製のこのホース、耐久年数はどうやら10年から15年くらいのようです。
10年以上使っていて水漏れが心配な方は、あらかじめホースを取り替えておいた方がいいかもしれません。
我が家のホースは17年使えたのでよく頑張った方だと思います。
FA244U14用のホースは「HC187DW-U14」
そして今度はFA244U14用ホースの型番を調べたところ
HC185DW-U14か、HC187DW-U14のどちらかだということが分かりました。
商品レビューを見るとHC185DW-U14がFA244U14に問題なく使えているようなので、185を注文してみました。
HC185DW-U14↓
HC187DW-U14↓
しかし注文後にHC185DW-U14とHC187DW-U14はいったい何が違うのか気になって調べたところ(普通は注文前に調べる)、長さが10cm違うだけということが分かりました。
HC185DW-U14が長さ115cmで、HC187DW-U14が長さ125cmで、あとは全く同じ物です。
しかしたった10cmの違いなのに値段は2,000円くらい違います。
古いホースを外したあとで長さを測ってみたらFA244U14に入っていたのはHC187DW-U14の方でした。
しかし極限までホースを引き出して使うことがなければ、HC185DW-U14で十分だと思います。
洗面台ホースの交換方法
ではいよいよ洗面台ホースの交換作業に入ります。ホースの交換は途中で何かトラブルがなければ素人でも10分くらいで終わります。
ホースの交換は、洗面台下のカプラー部分を外すところから始めます。カプラーは赤い部分を下に動かすと簡単に外れます。
このときホース内に残っている水が出てくるので、カプラー付近をタオルで巻くなどして作業しましょう。
次にカプラー部分を反時計回りに回して銀色のホースから外します。
固くて外れにくい場合はプライヤーなどの工具を使ってもいいですが、カプラーは再利用するので、カプラーをタオルで巻くなどして傷つけないようにして下さい。
我が家のカプラーは手で簡単に外れました。
カプラーが取れたら洗面台の上でホースを限界まで引っ張ります。
ホースをすべて引っ張るとカプラーがついていた部分が引っかかります。本体をおさえながら反対の手でグイッと引っ張ればギザギザ部分と一緒にホースが外れます。
今度は新品のホースを本体に挿入して、切り欠き部分を合わせてギザギザ部分を本体に装着します。
あとはカプラーをホースにつけて接合し、カプラー部分などから水漏れがないかを確認してシャワーヘッドを取付けます。
ホースを交換したら洗面台の水漏れは無事に収まりました。今回も無料業者は頑張りましたよ。
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