こんにちは、トラックドライバーのikuzo(いくぞう)といいます。
みなさんは、車で遠くへ出かけるときは高速道路は使って当たり前なんて思ってませんか?
たしかに高速道路は楽チンですよね。
信号はないし、目的地には早く着けるし。
悪い点といえば、お金がかかることと、何かあるとすぐ渋滞することくらいでしょうか。
そうなんです。
実際、お金を払っているのに渋滞に巻き込まれるのは、たまったもんじゃないですよね。
そこで今回は、お金のかからない一般道路をもっと活用しよう!というお話です。
私は車で旅行へ行くときは、高速道路と一般道路を半分ずつくらい利用しています。
遠方へ出かけるときは大半が高速道路だよ、という方はこの記事をちょっと読んでみて下さい。
高速道路と一般道路をうまく使い分けると、高速料金の節約になりますし、
目的地までの移動がもっと楽しくなるかもしれませんよ!
高速料金と所要時間を比較してみよう
たとえば少し前に私は、自宅のある東京から新潟県のパワースポット「弥彦神社」まで出かけました。
新潟県「弥彦神社」
自宅から弥彦神社までは約300kmあります。
そのうち、今回利用した高速道路はわずか34kmで、
高速料金は760円(ETC休日割引料金)、所要時間は約7時間半でした。
一方で、すべて高速道路を使うと
約5,000円の料金がかかり、所要時間は約4時間半※になります。
※高速道路に乗るまでと、降りてから一般道路を走る時間含みます。
なので今回の移動は、
所要時間が3時間増えた代わりに、高速代が約4,000円節約できたということになります。
高速道路を利用するということは、お金で時間を買っているようなものです。
せっかく利用するなら、お金に見合うだけの価値がないと意味がないですよね。
高速道路を使う、使わないで、時間と高速料金がどれくらい変わってくるのか、
出発前に一度、比較してみるといいと思います。
目的地までの所要時間や高速料金は、あらかじめ車のナビやNAVITIMEなどで調べることができます。
高速道路の料金はドラぷらなどでも検索できます。
高速道路を利用した方がよいと思う場所
私が高速道路を積極的に利用した方がいいと思う場所は、次の3つです。
大都市などの一般道路が混雑する場所を通過するとき
一般道路が走りにくそうな場所(カーブが続く所や、道の狭い場所など)
高速道路を使うと大きくショートカット(時間短縮)になる場合
交通量の多い場所やカーブの多い道などは、車の燃費が悪くなりますし、
ドライバーも神経を使うため、疲れがたまりやすくなります。
せっかく節約して一般道路を走っても、燃費が悪くなったり、疲れた状態で目的地に着いたら意味がないですよね。
こんな場所では、積極的に高速道路を利用しましょう!
一般道路を利用した方がよいと思う場所
逆に一般道路を利用した方がいいと思う場所は、次の3つです。
比較的走りやすそうな一般道路(きついカーブが少ない・交通量が少ない)
目的地までの途中に立ち寄りたい観光スポットや、食べてみたいご当地グルメがある
高速道路が混んでいる場所(時間帯)
走りやすそうな一般道路
私は長距離ドライバーの経験があり、沖縄県以外はすべてトラックで走ったことがあります。
なので走ったことのある道路はもちろん、走ったことのない道路もどれくらいの速度で流れるかは、
地図を見ただけでおおよその見当がつきます。
私が走りやすそうな一般道路かどうかは地図を見て、次の点を判断基準にしています。
・大きな都市を通らないこと
・カーブが比較的少ないこと
・目的地まで、あまり遠回りせずに走れること
これらの条件を満たしていれば、積極的に一般道路を走るようにしています。
観光スポットやご当地グルメがある
高速道路は目的地へ早く着くための手段であるのに対し、一般道路は「移動も楽しみたい!」という人に向いています。
一般道路は料金がかからないので、浮いたお金でどこかを見学したり、ご当地グルメなどを楽しむのもいいのではないでしょうか。
たとえば私は、弥彦神社に行く途中、新潟県の湯沢にあるピザ屋さんに寄りました。
以前、「バナナマンのせっかくグルメ!!」という番組で紹介されているのを見て、ぜひ行ってみたいと思ってたんです。
越後湯沢「ラ・ロカンダ・デル・ピットーレ」
お店の一番人気のピザ「ビスマルク」
浮いた高速料金の約4,000円は、ピザとドリンク代で消えました。
とても美味しいピザだったので、一般道路を使って寄った価値アリだったと思います。
高速道路が混んでいる時
たとえば首都圏の高速道路は、土曜日の午前中に下り方向の渋滞がよく発生します。
そのようなときは一般道路を走っても、さほど所要時間が変わらないこともあります。
ただし、高速道路が渋滞しているときは、高速道路付近の一般道路も混んでいることが多いです。
一般道路で目的地へ向かうのであれば、混雑する時間帯の前にその付近を通過するか、
もしくは高速道路から少し離れている一般道路を走った方が比較的走りやすいことが多いです。
もちろん目的地まで遠回りになるようだと、まったく意味がありませんが。
一般道路の長距離移動は運転経験の多い人向き
高速道路が単調な道路であるのに対して、一般道路は道路状況が次々に変化します。
あまり長距離運転の経験がない方が無理をして一般道路で目的地へ向かうと、
到着する頃には疲れがたまっていたり、事故を起こす原因にもなりかねません。
運転経験の少ない方は、無理をせずに高速道路を使って目的地へ向かった方がいいでしょう。
逆に一般道路の長距離移動は運転経験の多い人向きです。
あとは運転できる人が何人か同乗しているとさらに楽ですね。
最後に
いかがだったでしょうか。
目的地へ向かうまでに一般道路を走ると、のんびり景色が楽しめたり、思わぬグルメに出会ったりと高速道路を走るよりも移動が楽しくなるかもしれません。
一般道路と高速道路を併用する際の注意点としては、あまり高速道路に乗ったり降りたりを繰り返すと料金が高くなることです。
高速道路は短めの距離よりも長い距離を利用した方が割安になるので、そこも意識してドライブプランを立ててみて下さい。
本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント
私も一般道派です。
東京23区内から伊豆や箱根など神奈川県を横断する程度なら高速料金がもったいないので一般道使います。
高速料金がガソリン代の3倍するんで使わなければ4分の1の出費で済みます。
通行人Aさん、こんにちは。
確かに今の車は燃費がいいので、高速料金が余計に高く感じますよね。
特に割引のない平日は、私も使うのをなるべく控えてます。
コメントをいただき、ありがとうございました。