糖質制限は可能?ベースブレッドは本当にダイエット向きのパンなのか検証してみた

ベースブレッドで糖質制限 生活

こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。

ここ何年かの間に「糖質制限」という言葉をやたらと耳にするようになったと思いませんか?

一昔前は「ダイエット=カロリー減らす」というのが世間の常識でしたが、

最近は「糖質制限」がすっかりダイエットの主流になりました。

 

糖質制限とは、ご飯やパン、麺類といった主食(炭水化物)の量を減らして糖質を制限するというもの。

しかし、できることなら炭水化物はいっぱい食べたいですよね。

 

今回は、完全栄養食ならびにダイエットパンとして人気のBASE BREAD(ベースブレッド)は、

炭水化物なのに本当に太りにくいパンなのか

糖質量やカロリーなどから検証しました。

ベースブレッドについて詳しく知りたい方、またダイエット食品をお探しの方はぜひ読んでみて下さい。

※ベースブレッド1食分(2袋)は栄養素等表示基準値に基づき、過剰摂取が懸念される脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・ナトリウムを除いて、すべての栄養素で1日分の基準値の1/3以上を含みます。

ベースブレッド公式サイト(初回20%OFF)⇒ https://basefood.co.jp/

ベースブレッドは糖質制限ができるほど糖質が少ない

ハンバーガーを食べる男性

炭水化物の1日の摂取量は、成人で250g~325gくらいが適量と言われています。

※1日の摂取カロリーが2,000kcalの人の場合です。

炭水化物について参考にした記事です↓

三大栄養素の炭水化物の働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット
炭水化物とは、ブドウ糖や果糖などの単糖から構成されているものの総称で、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分けられます。本頁では、炭水化物の種類・吸収と働き・1日の摂取基準量・炭水化物が不足するとどうなるか、炭水化物を多く含む食品について解説します。

 

炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせたもので、主食の場合はほとんどが糖質です。

糖質制限は、その糖質の摂取量を1日70g~130gくらいに抑えるのが一般的なやり方です。

糖質をこれ以上減らすと減量できてもリバウンドしやすくなったり、低血糖症を引き起こす可能性があります。

なんでもやり過ぎはよくありません、という話です。

 

1日70g~130gということは、1回の食事で摂ってもいい糖質量は25g~40gくらいになります。

25g~40gの糖質でいったい何が食べられるの?というとこんな感じです。

食品 糖質
ごはん100g 37g
鮭おにぎり1個 41g
食パン(6枚切り)1枚 28g
かけうどん(半玉) 32g

カロリーSlismさん調べ

糖質制限って、なんだか寂しくなりませんか?

ごはん100gといったら、お茶碗に半分くらいです。

半玉うどんといったら、定食やランチセットに「おまけ」でついてくるやつですよ。

 

では、完全栄養食のパン「ベースブレッド」の糖質量はどれくらいかというと次の通りです。

ベースブレッドの糖質量(1袋あたり)

BASE BREAD プレーン味プレーン BASE BREAD チョコレート味チョコレート BASE BREAD メープル味メープル BASE FOOD シナモン味シナモン BASE FOOD カレー味カレー BASE BREAD ミニ食パンミニ食パン
糖質 18.5g 23.1g 27.1g 23.4g 23.8g 22.3g 

ベースブレッド1袋あたりの糖質量は、18.5g~34.3gです。

普通のパンと比較すると糖質約30%OFFです。

日本食品標準成分表2020年版(八訂)より、ロールパンとの比較(同量)

 

つまり1食1袋であれば、ベースブレッドは糖質制限ができるほど糖質の少ない食品です。

しかもベースブレッドは糖質量の割にそこそこのボリュームがあるので、

お茶碗半分のごはんや半玉うどんに比べるとそれほど寂しくないと思います。

ベースブレッドで糖質が一番多いのは、2023年に発売された「ミニ食パン・レーズン」です(糖質34.3g)

\糖質控えめ栄養たっぷり!/

ベースブレッドはGI値が低く、食物繊維が豊富

パンを食べる女性

太りやすい食べ物かどうかは糖質量だけではなく、食品のGI値によっても変わります。

GI値とは、食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。

GI値が高い食品ほど太りやすいと言われていて、その理由は次の通りです。

① 糖質のある食品を食べる

② 血液が糖を吸収

③ その結果、血液中の「血糖値」が上がる
同じ糖質量でもGI値の高い食品の方が血糖値は上がりやすい

④ 血糖値を下げようと、すい臓から「インスリン」が出てくる
(血糖値が上がるほどたくさん出る)

⑤ インスリンは血糖値を下げると同時に、余分な糖を脂肪に変えて体に蓄えようとする(=太る)

お分かりいただけたでしょうか?

糖を脂肪に変えるのはインスリンというホルモンなんですね。

GI値が高い食品ほどインスリンがたくさん分泌されて脂肪がつきやすくなります。

逆にGI値の低い食品は、胃の中で比較的ゆっくり消化されるため糖の吸収が穏やかで、インスリンも出すぎることはありません。

そのため、脂肪になりにくい、さらには腹持ちがいいという特徴があります。

 

ベースブレッドは、主原料が「小麦全粒粉ぜんりゅうふん」のパンです。

小麦全粒粉で作られた食品は、主食の中ではGI値の低い食品です。

食品別(主食)のGI値

食品 GI値
食パン 95
フランスパン 95
精白米 88
うどん 85
ロールパン 83
パスタ 65
玄米 55
パスタ(全粒粉) 50
全粒粉パン 50

アルファ30「主な食品のGI値」より抜粋

GI値について参考にした記事です↓

「食品のGI値」を活用し、健康な体をつくりましょう! | 山梨県厚生連健康管理センター
GI値とは食後血糖値の上昇度を示す指数のことです。GI値の高い食品を摂りすぎると急激に血糖値が上がるため、糖尿病や肥満の原因にもなります。そこで血糖値を上げにくい食品(低GI食)に注目してみましょう。

 

また、ベースブレッドは普通のパンよりも食物繊維が豊富です(1袋あたり3.2g~3.9g)。

食物繊維は「お通じが良くなる」というイメージがあると思いますが、効果はそれだけではありません。

食物繊維には、糖の吸収を抑制する働きもあります。

最近、トクホ(特定保健用食品)の「糖の吸収を抑える飲み物」を見かけることが多くなりましたが、あれは食物繊維が豊富な飲み物です。

このようにベースブレッドは、GI値が低かったり食物繊維が多いことからも、

ダイエットに向いているパンだということが分かります。

\糖の吸収が穏やかな全粒粉のパン/

摂取カロリーが消費カロリーを上回ると人間は太ります

女性のウエスト

そしてダイエットしたい人が食べ物でもうひとつ気になるのは、やはりカロリーだと思います。

1日の摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、人間は太ります

1日にご自身がどれくらいカロリーを消費しているかは、こちらのサイトで計算できます。

>>TDEEの計算(CASIO)

TDEEの計算
一日の総消費カロリーであるTDEEを計算します。

 

たとえば私の場合、身長が188cmで体重が86kg、活動レベルを「ほぼ運動しない」で計算すると1日の消費カロリーは約2.200kcalです。

「計算サイト」で計算した1日の消費カロリー

糖質量を適度に抑え、この消費カロリーを摂取カロリーが上回らない限り、太ることはないということです。

 

カロリーで特に気をつけたいのが、脂質です。

脂質はインスリンが出てこない分、糖質ほど体は蓄えようとはしませんが、

1gあたりのカロリーが糖質4kcalに対して、脂質は9kcalもあります。

脂質の過剰摂取は肥満だけでなく、心筋梗塞など循環器疾患のリスクを高める可能性もあるので注意したいところです。

 

とは言っても、脂質をまったく摂らないのも体によくありません。

脂質が不足すると免疫機能が低下したり、肌はカサカサ、髪もボサボサになってしまいます。

ベースブレッドは、6g~9g程度の適度な脂質が含まれています。

カロリーを減らしたいといっても、摂るべき栄養はきちんと摂っておいた方がいいですね。

ベースブレッドの脂質量(1袋あたり)

BASE BREAD プレーン味プレーン BASE BREAD チョコレート味チョコレート BASE BREAD メープル味メープル BASE FOOD シナモン味シナモン BASE FOOD カレー味カレー BASE BREAD ミニ食パンミニ食パン
脂質 6.7g 8.7g 8.2g 8.8g 6.3g 7.5g 

ベースブレッドはカロリーが少ないわけではない

私は1ヵ月間、朝食と昼食をすべてベースブレッドに置き換えてダイエットしたことがあります。

 

結果はこちらの記事を読んでいただくとして、朝食と昼食はそれぞれベースブレッドを2袋だけ、

しかし「晩ご飯は何を食べても自由!飲み物はいつ何を飲んでもOK!」と、

ベースブレッド以外は適当な食事をしていても、それなりに効果が現れて体重が減りました。

ベースブレッドのカロリー(1袋あたり)

BASE BREAD プレーン味プレーン BASE BREAD チョコレート味チョコレート BASE BREAD メープル味メープル BASE FOOD シナモン味シナモン BASE FOOD カレー味カレー BASE BREAD ミニ食パンミニ食パン
カロリー 194kcal 232kcal 264kcal 232kcal 214kcal  236kcal

ベースブレッド1袋あたりのカロリーは、194kcal~281kcalです

ベースブレッドでカロリーが一番高いのは、2023年に発売された「ミニ食パン・レーズン」です(281kcal)。

先ほどの計算によると、私は1日に2,200kcalは摂ってもいいようなので、

朝食と昼食をそれぞれベースブレッド2袋に置き換えると、残りの摂取してもいいカロリーはこんなに余裕があります。

ベースブレッドで朝食と昼食をすませると、夕食で摂取してもいいカロリーは約1,200kcal

3食すべてを制限して減量するのは辛いですが、

そのうち1食でも好きなものを食べていいとなると気持ちに余裕も生まれます。

ダイエットは継続できないと意味がないので、多少の心のゆとりは大切です。

 

ただしひとつだけ注意したい点があります。

栄養を摂りながらカロリーを抑えられるといっても、

ベースブレッドのカロリーは普通のパンと比べてそれほど少ないわけではありません

日本食品標準成分表2020年版(八訂)によるとロールパン100gあたりのカロリーは309kcalですが、

ベースブレッド(プレーン)は実際に量った重さが約70gでカロリーは194kcalです。

10gあたりでは、ロールパンのカロリーが31kcalで、ベースブレッドは28kcalです。)

 

そのため糖質が少なくGI値の低いベースブレッドとはいえ、カロリーを無視して食べ過ぎると、もちろん太ります。

特にベースブレッドをコテコテにアレンジすると、あっという間に高カロリー食品の出来上がりになるので注意しましょう。

ベースブレッドをダイエット食にするには

1食あたり最大2袋までにすることと、高カロリーの食材でアレンジしないことがポイントです。

ご参考までに脂肪1kgは7,200kcalです。
1日の摂取カロリーを消費カロリーよりも毎日200kcalセーブできれば36日で体重が約1kg、
毎日400kcalセーブできれば36日で体重が約2kg落ちることになります。

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ベースブレッドは健康的にダイエットできるパン

ベースブレッドのメープル▲ベースブレッドのメープルは1袋2個入で264kcal

まとめですが、ベースブレッドは以下の点からやはりダイエットに適した食品です。

 普通のパンと比べると糖質約30%OFF
 GI値が低いため、糖の吸収が穏やかで腹持ちがよい
 1食あたりのカロリーが約500kcal(ベースブレッド2袋)

そしてベースブレッドの一番のメリットは、

人間に必要な栄養を摂りつつ、糖質やカロリーを抑えることができることでしょう。

体重を減らすために偏った食事をして、健康を損なっては何もなりませんからね。

健康を当たり前に(ベースフード社の箱に書いてある言葉)、

ダイエットできるパンがベースブレッドです。

ベースブレッド公式サイト(初回20%OFF)⇒ https://basefood.co.jp/

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