函館のホテルを探していると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが
「センチュリーマリーナ函館」と「HAKODATE男爵倶楽部」です。
どちらも口コミ評価が非常に高く、立地も函館駅から徒歩5、6分程度。そのため
「朝食がすごいと評判のセンチュリーマリーナと、部屋の居心地がいいと評判の男爵倶楽部、どっちに泊まればいいの?」
と迷う方も多いのではないでしょうか。
私自身、2024年・2025年と2年続けて函館を訪れ、実際に両方のホテルに宿泊しました。
結論から言うと、この2つのホテルは「どちらが上か」ではなく、「タイプがまったく違うホテル」です。
函館旅行で「センチュリーマリーナ函館とHAKODATE男爵倶楽部はどっちがいい?」と比較している方に向けて、私が実際に宿泊した体験をもとに
・朝食の違い
・部屋の居心地
・温泉・館内の雰囲気
などを比較してみたので、函館のホテル選びで失敗したくない方は、ぜひ参考にしてください。
結論|センチュリーマリーナと男爵倶楽部はタイプがまったく違う
センチュリーマリーナ函館
冒頭でもお話しした通り、
センチュリーマリーナ函館とHAKODATE男爵倶楽部はタイプがまったく違うホテルです。
朝食ビュッフェと温泉を楽しみたい方には、センチュリーマリーナ函館がおすすめで
広い部屋で静かにゆったり過ごしたい方には、HAKODATE男爵倶楽部がおすすめです。
センチュリーマリーナ函館とHAKODATE男爵倶楽部を、部屋※・雰囲気・温泉・朝食の違いで比較すると、以下のようになります。
※比較する部屋はどちらもツインルームで、目安としてはどちらのホテルも1人あたり朝食付きで11,000円前後から宿泊が可能です。
| センチュリーマリーナ | 男爵倶楽部 | |
| 部屋数 | 317室 | 52室 |
| 雰囲気 | 賑やか | 静か |
| 大浴場、サウナ | あり | なし |
| 朝食 | ビュッフェ形式 | 部屋食か朝市提携店 |
| 部屋の広さ | 24平米 | 41平米 |
| キッチン | なし | あり |
| 部屋の風呂 | シャワーのみ | バスタブあり |
| 犬同伴 | 一部OK | 2階と3階のみOK |
センチュリーマリーナは部屋数が多く、ホテル全体が賑やかな感じです。
一方の男爵倶楽部は部屋数が少ないため、落ち着いた感じのホテルです。
ワンコについては、男爵倶楽部は愛犬と一緒に泊まれるホテルとして有名です。
ワンコと泊まれるのは2階と3階の部屋のみで、無駄吠えをしないなどのワンコに対して明確な条件が設けられているため、4階以上の一般フロアも快適に泊まれるホテルです。
センチュリーマリーナも一部の部屋でワンコ(主に小型犬)と宿泊が可能です。
立地・アクセスを比較|どちらも函館駅徒歩圏内
男爵倶楽部のエントランス
立地はほとんど一緒です。函館駅からのアクセスは男爵倶楽部が徒歩5分、センチュリーマリーナがそれより1、2分多くなる(つまり駅から徒歩6、7分)程度です。
こちらは男爵倶楽部8階の部屋から撮影した写真です。

男爵倶楽部とセンチュリーマリーナは向かい合わせの位置で、中間には公園があります。
函館朝市が近いのは、わずかに男爵倶楽部です。男爵倶楽部から函館朝市までは1、2分、センチュリーマリーナからは3、4分といったところです。
金森赤レンガ倉庫などのベイエリアへは、センチュリーマリーナの方が若干近いです。
客室の広さ・居心地を比較|センチュリーマリーナ vs 男爵倶楽部
センチュリーマリーナの13階には「ザ・ロイヤル・フロア」があったり、男爵倶楽部の10階には「エグゼクティブフロア」があったりとどちらのホテルも高級な部屋もありますが、
今回は私が宿泊したどちらも1泊朝食付き1人あたり11,000円~12,000円※のツインの部屋を比較します。
※私が宿泊した2025年11月のYahoo!トラベル
での料金です。
こちらがセンチュリーマリーナのスタンダードツインルーム(24平米)です。



センチュリーマリーナのスタンダードツインはごく一般的なホテルの部屋です。
部屋には2人用のソファやテーブル、49インチのテレビがあって快適に過ごすことができます。
一方の男爵倶楽部のD-ツイン(41平米)がこちらです。




部屋を重視するのであれば、おすすめは男爵倶楽部です。
センチュリーマリーナのスタンダードツインも24平米あるので決して狭くはないですが、
男爵倶楽部のツインの部屋は広くて居心地が抜群で、私はチェックアウトしたくなかったくらいです(笑)
男爵倶楽部は「暮らすように滞在できる」ホテルで、部屋にはキッチンがあり、電子レンジや包丁、ガスコンロ、ホテルとしては大きな冷蔵庫などが揃っています。食材さえあれば、部屋の中で完結できるのが特徴です。
そのため長期滞在、ワーケーションにも最適なホテルです。


部屋のコーヒーやアメニティを比較
次に部屋にあった無料の飲み物やアメニティを比較します。
センチュリーマリーナの部屋にはネスプレッソのコーヒーメーカーがあります。他には煎茶とジャスミンティーのティーバッグ、クッキーがありました。

男爵倶楽部のD-ツインにはコーヒーと紅茶、あとはペットボトルの水がありました。

アメニティは、センチュリーマリーナが、歯ブラシ、ブラシ、髭剃り、シェービングジェル(フォーム)、綿棒、コットンです。

男爵倶楽部は、歯ブラシ、ヘアブラシ、入浴剤、コットンで、その他のアメニティ(メイク落とし、洗顔フォーム、化粧水、乳液、ボディータオル、カミソリ)はフロントで受け取ることができます。

センチュリーマリーナと男爵倶楽部の部屋から見える景色は?
センチュリーマリーナ函館の部屋は、函館山側と函館駅側の2方向にあります。
私はYahoo!トラベル
の「お部屋タイプお任せプラン」で予約したところ、函館駅側(市街地側)6階のスタンダードツイン※の部屋でした。
※センチュリーマリーナのスタンダードツインはすべて函館駅側(市街地側)です。
函館駅側6階の部屋からの景色
窓からは函館駅近辺や、函館市青函連絡船記念館の摩周丸、函館湾が見えました。
こちらは14階にあるラウンジから見た景色です。函館山側の部屋に宿泊するとこのような景色が楽しめそうです。

男爵倶楽部の部屋の窓はすべて函館山側にあって、すべての部屋にベランダもあります。

男爵倶楽部の8階の部屋から見た景色がこちらです。

函館山方面にはセンチュリーマリーナや函館国際ホテルなどの建物があるため、函館山全体を見ることはできませんが、頂上付近は見ることができます。
朝食を比較|ビュッフェ派 vs 朝市・部屋食派
センチュリーマリーナの朝食はテレビなどのメディアで取り上げられることも多いです。
あれこれ食べたい人にはセンチュリーマリーナの朝食ビュッフェがおすすめです。
函館は初めて、という方はセンチュリーマリーナの朝食を一度体験してみてはいかがでしょうか。
センチュリーマリーナ函館の朝食(引用元:公式サイト)
センチュリーマリーナの朝食ビュッフェはたくさんの料理があって、美味しい魚介類や地元の旬な野菜を使用した料理、またシャンパンなどのアルコールもあって私はとても楽しめました。

一方の男爵倶楽部はビュッフェ形式の朝食ではなく、部屋食(洋食・和食)、もしくは朝市の提携店(6店舗あり)のどちらかをチェックインする際に選択します。
私は朝市提携店での食事を選びました。
朝市提携店のひとつ「味の一番」
チェックアウト後の11時に入店したところ、提携店の店内はガラガラで、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食べることができました(食べ終わるころ、続々と入店してきましたが)。


センチュリーマリーナ函館の朝食ビュッフェももちろん良かったですが、男爵倶楽部の朝食は「外で函館らしい朝ごはんを楽しみたい人向け」のスタイルだと感じました
どちらのホテルに宿泊しても、朝食なしの素泊まりプランを選んで、函館朝市の好きなお店で食べるという手もあります。
温泉・お風呂を比較|露天風呂重視なら?
センチュリーマリーナの14階には大浴場があって、その上の15階(屋上)には広い温泉露天風呂もあります。
引用元:Yahoo!トラベル
引用元:Yahoo!トラベル
函館山を眺めながら入れる展望露天風呂は想像以上に広くて最高です。温泉らしくお湯もしっかり濁っていました。
ただしセンチュリーマリーナは、スタンダードツインの部屋にバスタブはありません。
部屋にあるのはシャワーブースのみです。

一方の男爵倶楽部は大浴場がなくて、お風呂は部屋のバスルームのみです。

男爵倶楽部のバスルームは一般的な家庭のバスルームと同じくらいの広さです。窓が大きいので解放感はあります(窓にはブラインドがあるので女性も安心しては入れます)。

センチュリーマリーナは日帰り入浴もできるので、男爵倶楽部に宿泊して温泉だけセンチュリーマリーナを利用する方法もあります(センチュリーマリーナの日帰り入浴は大人2,000円です)。
館内の雰囲気・過ごしやすさを比較
センチュリーマリーナ函館のフロント
センチュリーマリーナは部屋数が多く、館内も広いため、部屋によっては朝食会場や大浴場へ行くのに移動距離が長くなる場合もあります。
センチュリーマリーナは宿泊客が多く、廊下で他の宿泊客とすれ違ったり、エレベーターも相乗りになることが多かったです。
男爵倶楽部は、1フロアが最高6部屋なので、館内で他の宿泊客と合うことはほとんどなかったです。
エレベーターで相乗りになることも一度もありませんでした。
ですので、他の宿泊客となるべく合いたくない人や、静かに過ごした人は男爵倶楽部がおすすめです。
センチュリーマリーと男爵倶楽部 こんな人におすすめなのはどっち?
センチュリーマリーナ函館がおすすめな人
・テレビなどで紹介されている人気の朝食ビュッフェを試したい人
・温泉・露天風呂が好きな人
・にぎやかなホテルでもOKな人
HAKODATE男爵倶楽部がおすすめな人
・静かにのんびり過ごしたい人
・部屋の広さ重視する人
・長めの滞在を予定している人
・愛犬と泊まりたい人
迷ったらこう選ぶ|初函館なら?リピートなら?
初めての函館で「ザ・観光」を楽しみたいならセンチュリーマリーナ。
2回目以降や、部屋での時間を大切にしたいなら男爵倶楽部。
あとは男爵倶楽部に素泊まりして、センチュリーマリーナで温泉や朝食を楽しむという方法もあります。
センチュリーマリーナでは、日帰り入浴(大人2,000円)や、朝食ビュッフェだけの利用(大人4,000円)、朝食ビュッフェ&日帰り入浴プラン(5,000円)もあります。
センチュリーマリーナ函館の日帰り入浴や朝食ビュッフェのみの利用についてはこちら
まとめ|目的が違えば、選ぶホテルも変わる
いかがだったでしょうか。
私は両方のホテルに泊まりましたが、どちらのホテルもYahoo!トラベルの「北海道のクチコミランキング
」の上位にランキングしているだけあって素晴らしいホテルでした。
個人的にはどちらのホテルを選んでも失敗はないと思いますが、あとは目的で選ぶのがいいと思います。
朝食ビュッフェや温泉を重視したい人はセンチュリーマリーナがおすすめで、
広い部屋でゆったり過ごしたい人には男爵倶楽部がおすすめです。
それぞれのホテルについて、実際に宿泊して感じた 良かった点・気になった点 をそれぞれ詳しくまとめた記事もあります。
本日は最後まで読んでいただきありがとうございました。

函館のほかの記事はこちら





コメント