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【独学で合格】高圧ガス製造保安責任者試験の勉強方法(甲種・乙種・丙特)

高圧ガス製造保安責任者の難易度と資格をとるための勉強方法 トラック/交通

こんにちは、トラックドライバーのikuzo(いくぞう)といいます。

私は高圧ガス製造保安責任者の「甲種機械」「乙種機械」「丙種化学特別」の3つの資格を持っています。

 

3つの資格のうち、甲種機械と乙種機械は、講習を受けずに資格をとりました。

高圧ガス製造保安責任者試験は、独学でも十分に合格可能な試験です。

とはいえ

「独学でどれくらい勉強すれば試験に合格できるのか分からない」

「仕事をしながら本当に独学で合格できるの?」

と感じている方も多いと思います。

 

この記事では、高圧ガス製造保安責任者試験に独学で合格した私自身の体験をもとに、

・どんな勉強方法で合格したのか

・独学で合格するために勉強時間はどれくらい必要なのか

・独学で勉強する際、教材は何を使えばいいのか

・独学でつまずきやすいポイント

といった点を、これから高圧ガス製造保安責任者の資格を取ろうと考えている方に向けてできるだけ分かりやすく解説しています。

これから高圧ガスの試験を受ける方の少しでも参考になれば幸いです。

 

※高圧ガス製造保安責任者の試験日や申込方法については、記事の最後にまとめています。

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高圧ガス製造保安責任者試験の難易度

最初に高圧ガス製造保安責任者試験の難易度についてお話ししておきます。

高圧ガス製造保安責任者試験は国家試験です。

試験は年に1度のみで毎年11月に行われています。

高圧ガス製造保安責任者の資格はランクが3つあり、

上から甲種(化学・機械)、乙種(化学・機械)、丙種化学(液石・特別)です。

 

高圧ガス製造保安責任者試験の難易度は、甲種の偏差値が53、乙種が50、丙種が47です

国家資格難易度ランキングによる。ご参考までに危険物乙4の偏差値は48になっています。

 

私が実際に高圧ガスの試験を受けた感覚としては、

それなりに勉強すれば、3科目全てがマークシート方式の乙種と丙種は誰でも合格可能だと思います。

実際、私の最終学歴はそれほど頭のよくない高校の普通科卒業ですが、

そんな私でも乙種機械は1回で合格できました。

 

しかし甲種機械の試験は、かなり手こずりました。

甲種機械の学識は記述式で、難解な計算問題が多数出てきます。

法令と保安管理技術もマークシート方式ではあるものの、甲種になるとやはりそれなりに難しいです。

甲種機械は、私は5回目の試験でようやく合格しています。

 

甲種の試験は工業科の高校プラスαのレベルだと聞いたこともあります。

ですが私は高2の数学でやった「積分」や「三角関数」を「これが人生でいったい何の役に立つのか?」と途中で放棄した人間です。

そんな私でも甲種もどうにか合格できたので、

高圧ガス製造保安責任者試験はやる気さえあれば誰でも合格できる試験だと思います。

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高圧ガス製造保安責任者試験は誰でも独学で合格できる?

結論から言うと、偏差値53~47の高圧ガス製造保安責任者試験は独学でも十分に合格可能です。

しつこいようですが私は実際に、甲種機械・乙種機械の2つの試験は独学で勉強して合格できました。

※最初に受験した丙種化学特別は会社命令で合格することが優先だったため、一発試験ではなく、高圧ガス保安協会(KHK)の講習を受けて検定試験に合格してから、法令のみを受験して資格を取りました。

 

私が高圧ガス製造保安責任者の勉強で使った教材は、

乙種機械……高圧ガス保安協会(KHK)のテキストと試験問題集

甲種機械……高圧ガス保安協会(KHK)のテキストと試験問題集、法令のテキスト、よくわかる計算問題の解き方

です。

丙種化学特別の試験もKHKのテキストと問題集をしっかり勉強すれば合格できるはずです。

試験を受けるにあたっての、使った方がいい教材・使う必要のない教材については後ほど詳しくお話しします。

 

高圧ガスの試験は「しっかり理解していれば解ける問題」が多く、テキストを読んで過去問題集をやれば独学でも十分に対応できます。

ただし、誰でも無条件に独学での勉強がおすすめというわけではありません。

独学に向いている人・向いていない人の特徴があると思うので、

ご自身が独学でもいけそうなタイプと感じたらチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

独学に向いている人

  毎日少しずつでも勉強時間を確保できる人

  分からないところを自分で調べることが苦にならない人

「完璧に理解しなくても先に進む」割り切りができる人

このようなタイプの方であれば、独学でも問題なく合格を狙えると思います。

私自身も最初からすべてを理解しようとせず、テキストを読んで分からない部分は飛ばして先に進みました。

はっきり言って高圧ガスのテキストは「もっと分かりやすく書いてほしい」と思う部分がたくさんあります。

2、3回繰り返し読んでも内容が理解できないページは放置して先に進むことをおすすめします。

独学が向かないかもしれない人

  誰かにペースを管理してもらわないと勉強が続かない人

  疑問点がすぐに解消できないと不安になる人

  短期間で一気に詰め込みたい人

このような人の場合は、独学だと途中で手が止まりやすいかもしれません。

ただし「独学が向いていない=不合格」ではありません。

勉強時間を多めに取る、スケジュールを明確に決めるなどで十分カバーできます。

 

独学で試験に合格する自信のない方は、

高圧ガス保安協会が行っている3日間の講習+検定試験(講習とは別の日)を受ける方法もあります。

講習+検定試験の料金は丙種と乙種の場合、24,900円です。

検定試験は11月の国家試験よりも比較的簡単です。

お金と日数はかかりますが、講習では講師の人が「ここ試験に出るかもね」などと検定試験で出題される箇所を教えてくれたりもします。

検定試験に合格すれば11月の国家試験は「保安管理技術」と「学識」は免除され、法令1科目を受験するだけになります。

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高圧ガス製造保安責任者試験の勉強方法と勉強時間の目安(独学の場合)

PV=nRTの方程式を説明する女性

独学で合格できるかどうかは、才能よりも「勉強量」と「続け方」で決まると思います。

ここでは私が実際にどれくらいの時間をかけてどうやって勉強したのか、

高圧ガス製造保安責任者の勉強方法と勉強時間の目安についてお話しします。

私がやった乙種機械(丙種化学特別)の勉強方法と勉強時間の目安

※丙種化学特別を受験される方も、ここが参考になると思います。

乙種機械はトラックドライバーには必要のない資格なので、受験するつもりなど最初は全くなかったのですが、

ある日会社の上司が丙種化学特別の資格を持っていた私に

今年は乙種機械の試験を受けてみろ」というので素直に(本当はしぶしぶ)受験することにしました。

 

しかも丙特とは違って、会社を休むことなく(講習に行くなという話)試験に合格しろとのご命令でした。

この指令があったのは2月だったので、11月の国家試験までには十分な時間がありました。

そこで私がやった高圧ガス製造保安責任者・乙種機械の勉強方法は次の通りです。

(丙種化学特別も同じ勉強法で合格可能です。)

 

乙種機械のテキストは約400ページほどです。

(丙種化学特別のテキストは約300ページ)

それを無理のないペースで1日に3~4ページずつ読み進めました。

テキスト3~4ページなら20分もあれば読むことが可能です。

そのペースで継続すれば約4ヵ月で乙種機械のテキストは完読できます。

そのあと1~2ヵ月ほど使って過去問に取り組むつもりだったので、

乙種機械は試験の約半年前、つまり5月頃から勉強を開始しました。

※1日に10ページとか20ページ読み進める自信のある方や、丙種化学特別を受験する方はテキストが300ページ程度ですので、もう少し遅く始めても大丈夫だと思います。

テキスト ページ数 文字の大きさ
丙種 約300P 大きい
乙種 約400P 普通
甲種 約500P 小さい

テキストは絶対に読まなきゃいけないの?過去問題集だけじゃ合格できないの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、

テキストは読まないよりは読んだ方が絶対にいいです

うちの会社にはテキストを読まずに過去問題集だけを適当にやって試験に臨んでいる人が何人かいますが、全員不合格です。

逆にテキストを読んでいる人はちゃんと合格しています

もともと試験に取り組む姿勢の違いもあると思いますが、試験に合格したいのであればテキストは読むべきだと私は思います。

 

ただ、高圧ガスのテキストを実際に読むと、意味がよく分からないページがたくさん出てきます。

内容を理解できないページは2、3回繰り返し読んで、それでもダメならそのページは放置します

その程度で大丈夫なので最後まで読み進めることを優先してください。

 

そして11月の試験の最低1ヵ月前にはテキストを読み終えて、そこから過去5年分の問題が掲載しているKHKの試験問題集に取り掛かります。

問題集も最初は当然、間違えます。

でも「あーこれ、テキストに書いてあったな」と思い出すので、間違えた部分のテキストをもう一度読み直します。

 

そんな感じで繰り返し問題集をやって、

9割くらい問題集を理解できるようになれば、乙種機械と丙種化学特別は合格できるはずです。

私は結果として、乙種機械はこの勉強方法で一発で合格できました。

3科目とも点数は80点くらいでした(3科目すべて60点以上で合格です)。

 

KHKの問題集は過去5年分の問題が掲載されていますが、そのうちの1年分は手をつけずに

試験が近くなってから模試代わりにやるのもいいと思います。

高圧ガス保安協会(KHK)のテキスト+試験問題集を使う勉強方法が最強だと私は思いますが、「試験まで時間がない」「勉強時間をそれほど確保できない」という方はオーム社の攻略問題集一冊で勉強する方法もあります。実際に私の会社にはこれ一冊だけで合格している同僚もいます。

2026年版 丙種化学(特別)攻略問題集

2026年版 乙種機械 攻略問題集

私がやった甲種機械の勉強方法と勉強時間の目安

乙種機械を一発で合格できたので、調子にのって

次は甲種機械をとりまーす」と会社で口走り、引くに引けなくなり受験しました。

しかし甲種機械は乙種機械と比べて明らかに難易度が高いと感じました。

 

私は甲種機械の試験は4回不合格となり、5回目の受験でようやく合格しています。

はじめは3年受けてダメだったら「諦める」か「講習を受けて取る」つもりだったんです。

ですが、3年目に不合格だった時に「ここまでやって、途中でやめたら勿体ない」という気持ちになり、

合格できた5年目まで一発試験での受験を続けました。

 

高圧ガス製造保安責任者・甲種機械の勉強は、毎年試験の2~3か月前から集中して行い、勉強時間は1日あたり4~5時間ほど確保していました。

甲種の「学識」は記述式です。

見たこともない計算式がいっぱいあり、最初はかなり戸惑いました。

法令と保安管理技術は、乙種と大きな差はないように感じたので、とにかく1年目は学識に力を入れて勉強しました。

ところがこれが大きな間違いで

思った以上に甲種の法令と保安管理技術も、難易度が高かったです。

 

1年目の結果ですが、勉強した甲斐あって学識はなんとか自己採点では60点以上とれていました。

しかし、なめてかかった保安管理技術はギリギリの60点、そして法令が合格に1問足りず不合格でした。

 

甲種機械を受験して法令と保安管理技術で感じたのは

  • 乙種機械は、過去5年の問題集と似たような問題がでる
  • 甲種機械は、過去5年の問題集には掲載されていない問題が多数でる

ということです。

問題集を見る限り、乙種と甲種はレベル的に大きな差は感じませんでしたが、この違いになかなか気づくことができませんでした。

甲種の法令と保安管理技術は乙種よりも、出題範囲がやはり広いです。

ご存知の方もいると思いますが、

高圧ガス製造保安責任者試験の法令は、甲種と乙種で同じ問題が毎年11問ほど出題されています

下の正解答は令和7年度のものですが、法令の1問目~11問目までは正解がまったく同じです(スマホの方は拡大してご覧ください)。

令和7年度 高圧ガス製造保安責任者試験等(択一式)の正解答出典:令和7年度 高圧ガス製造保安責任者等の正解答

つまり乙種と共通の前半の問題は比較的簡単で、甲種専用の12問目以降が難しい問題です。

実際私も甲種法令の試験では12問目以降の問題を間違えることが多かったです。

さきほど「乙種機械は問題集を9割理解できれば合格できる」と言いましたが、

甲種機械の法令と保安管理技術は、テキストを読んですべて覚えるくらいまで勉強しないと合格するのが難しいと思います。

甲種については、なかなか入手しにくいとは思いますが、過去10年~15年分の問題集くらいはやりたいところです。

 

逆に一見難解そうな学識は、毎年同じような問題が繰り返し出題されています。

甲種の学識は、計算問題の公式を覚えて過去5年分の問題集を繰り返しやれば何とかなると思います。

 

甲種の学識で、毎年出題されている「薄肉円筒胴」は比較的簡単です。

これから甲種機械の学識を勉強する方には、薄肉円筒胴から始めることをおすすめします。

 

何々を説明せよ」という問題も3、4年ごとのローテーションで出題されているので、ヤマは張りやすいです。

甲種機械の学識は、この2つでなるべく点数を稼ぎたいところです。

 

4年目までは「3科目のうちのどれかが、あと少し届かない」という状況が続き、自分でも歯がゆかったです。

5年目も法令と保安は60点以上とれたものの、学識を3割白紙で出したため、その年もほとんど諦めていました。

ダメだと思っていたので、ネットの合格発表も見なかったくらいです。

しかし採点が甘かったのか、自宅に合格通知が届いた時は思わずガッツポーズでした。

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勉強方法と勉強時間の目安まとめ

私の乙種機械と甲種機械の独学でやった勉強方法と勉強時間は以下の通りでした。

乙種機械:KHKのテキストを一通り読んだあと、試験問題集を繰り返しやった。勉強は余裕をもって試験の半年前に開始(毎日20分の勉強+試験直前の1ヵ月は問題集を1日1~2時間程度)

甲種機械:毎年試験の2~3ヵ月前から集中学習(勉強時間は1日4~5時間、ただし合格まで5年かかったので勉強時間が足りなかったかもしれません)

もちろん個人差はありますが、「短期間で一気に詰め込む」よりも、ゆとりを持った勉強期間を確保することが合格への近道だと思います。

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独学でつまずきやすいポイント(注意点)

  • 最初から完璧を目指さない
  • 複数の教材に手を出すよりも同じ教材を繰り返しやる方が効果的

私が高圧ガス製造保安責任者試験の勉強で意識していたのは、「最初から完璧を目指さないこと」です。

先ほども書きましたが、高圧ガスのテキストは意味の分からない説明文がたくさん出てきます。

専門用語などが多いため、最初からすべてを理解しようとすると勉強が進まず、途中で挫折しやすくなります。

分からない部分があっても、2度3度読んで理解できなければその部分は放置して、とりあえず最後まで読み切ることを優先してください。

その方が結果的に理解は早くなります。

 

あとは高圧ガス製造保安責任者の試験は、複数の教材は必要ありません。

丙種と乙種であれば、高圧ガス保安協会(KHK)が出しているテキストと試験問題集があれば十分です。

(時間がなければ、オーム社の「攻略問題集」一冊でも可)

 

複数の教材に手を出すよりも、テキストと問題集をひたすら繰り返した方が効果的です。

問題を解く → 間違える → テキストで確認する、この流れを繰り返します。

間違えた問題には印を付けておき、同じミスをしないように意識することも大切です。

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高圧ガス製造保安責任者の勉強で使用すべき教材とおすすめ度

KHKが行っている高圧ガス製造保安責任者の講習で使う教材は以下の通りです。

  • 高圧ガス保安法規集(4,920円)
  • 高圧ガス保安技術(丙2,720円・乙4,080円・甲6,180円)
  • 高圧ガス保安法概要(970円)
  • 試験問題集(丙3,150円・乙、甲3,670円)

高圧ガス保安協会 出版物などの購入案内

セーフティ・マネージメント・サービス(株)が行うインターネットによる注文

 

KHKの講習を受ける人はよく分からずにすべて購入する人が多いです。

しかし独学で高圧ガスの勉強をする場合は、すべてを揃える必要はありません。

テキストの「高圧ガス保安技術」と過去問題集の「試験問題集」があれば十分です(甲種の場合、法令のテキストをプラスした方が良いと思います)。

 

ここからは、高圧ガスの勉強をするにあたっての

「買った方が教材、買わなくていい教材」の私個人の意見を述べさせていただきます。

買う買わないの最終的な判断はご自身でお願いします。

おすすめ度は3段階です(★★★=おすすめ、★★=どちらでも、★=おすすめしません)。

高圧保安法規集(★)

KHKの講習や試験を受けるだけであれば高額な「高圧ガス保安法規集」(法令の辞書みたいな本)は買う必要がありません。

講習を受ける場合は、講師の人が「法規集の〇〇ページを開いてください、ここに△△△って書いてありますね」と言って使う程度です。

 

講習を受ける人は、ほとんどの人が法規集を買ったり、会社にあるものを持ってきていて、

講師の人が「〇〇ページを開いてください」というと会場の受講者は法規集を一斉にペラペラとめくります。

しかし私は丙種化学特別の講習を受けた際、法規集を会社に用意してもらったものの、必要性をまったく感じませんでした。

講習を受けるのであれば「高圧ガス保安法概要」を買って、講師の人が教えてくれる要点をそれにメモするだけで十分です

 

ただし講習で、他の人と一緒にペラペラしたいという人や、

試験に合格したあとも高圧ガスの法令を調べる機会がありそうな人は購入してもいいと思います。

高圧ガス保安法令テキスト(★★)

法令の勉強には「高圧ガス保安法令テキスト」をおすすめします。

約160ページの本に法令の要点がまとめて書かれていて、カラー写真やイラストが豊富でとても分かりやすいです。

私は、甲種を受験する際はこの本を購入しました。

 

乙種と丙種の試験は、問題集を繰り返しやれば法令は足りると思いますが、

「それでは不安、もっとしっかり法令を勉強しておきたい」という人も購入していいと思います。

法令は覚えておいて損はありませんし。

高圧ガス保安技術(★★★)

高圧ガス保安技術」は、講習を受ける人も独学で勉強するにもマストアイテムです。

試験を受ける人は面倒がらずに読んだ方がいい本です。

試験問題集、または攻略問題集(★★★)

問題集は、次のどちらかを購入しましょう。

  • 試験問題集」(KHKが出版している過去5年分の問題を掲載したもの)
  • 攻略問題集」(オーム社が出版している過去6年分の問題を掲載したもの)

KHKから出ている「試験問題集」は、過去5年分の問題が1年分ずつまとめて掲載されています。

一方の「攻略問題集」は過去問を1問ずつ、丁寧に解説しているスタイルです。

 

乙種と丙種の試験は、過去5年と似たような問題が多数出題されます。

そのため、どちらの問題集を購入しても、9割以上理解できれば試験に合格できると思います。

私も乙種機械を受けた時は、問題集を9割理解して、試験では8割正解できました。

 

講習を受ける人と「高圧ガス保安技術」を読んでから問題集をやる人にはKHKの「試験問題集」を、

「高圧ガス保安技術」を読む時間のない人には「攻略問題集」をおすすめします。

 

万全を期すためにテキストの「高圧ガス保安技術」は一通り読んでいただきたいですが、

ウチの会社には「攻略問題集」一冊だけで合格している同僚もいます。

2026年版 丙種化学(特別)攻略問題集

丙種化学(液石)合格問題集

2026年版 乙種機械 攻略問題集

2026年版 乙種化学 攻略問題集

注:攻略問題集や合格問題集に「甲種」はありません。甲種の問題集はKHKが出版している「試験問題集」を購入して下さい。

よくわかる計算問題の解き方(★★)

「買うな!」とは言いませんが、乙種と丙種なら「計算問題の解き方」は買わなくていいと思います。

乙種と丙種は問題集の計算問題をやるだけで十分ですし、

実際、私が乙種機械を受験したときは計算機がいらないくらいの計算問題しか出題されませんでした。

あれこれやるよりも問題集を集中的にやった方がいいと思います。

 

甲種を受ける人は、買っても買わなくてもOKです。

私は甲種を受験する際に「計算問題の解き方」を1/3くらいだけやりましたが、結果的に必要性をあまり感じませんでした。

とりあえず問題集をやってみて、計算のやり方が分からないようであれば購入してはいかがでしょうか。

▼一応紹介しておきます(丙種・乙種用)

以上、私が買った方がよいと思う本をまとめると、

  • 乙種・丙種…「高圧ガス保安技術」と「試験問題集」(または「攻略問題集」一冊)
  • 甲種…「高圧ガス保安技術」「試験問題集」「高圧ガス保安法令テキスト」

あとはご自身の判断で購入して下さい。あまりKHKを儲けさせない程度に(笑)

まとめ|高圧ガス製造保安責任者試験の勉強で一番大事なこと

ここまで、高圧ガス製造保安責任者試験を独学で合格するための勉強方法や勉強時間の目安、つまずきやすいポイント、必要な教材について書いてきました。

私自身の経験から、独学勉強で一番大事だと思うことは「最初から完璧を目指さず、とにかく続けること」です。

 

高圧ガスのテキストは正直なところ分かりにくく、2回、3回読んでも理解できない部分が必ず出てきます。

ですが、そこで手を止めてしまうと、いつまでたっても前に進めません。

分からないところは一旦飛ばして、まずはテキストを最後まで読み切ることが大切です。

その後で問題集を繰り返し解くことによって、「ああ、こういうことだったのか」と理解できることもあると思います(多少、理解できなくても試験は合格可能です)。

 

また、教材はあれこれ手を出す必要はありません。

乙種と丙種であれば、KHKのテキスト1冊と問題集1冊があれば十分です。

それを繰り返し読んだり解いたりすれば、試験は合格可能です。

高圧ガス製造保安責任者試験は、独学でも十分に合格できる試験です。

これから受験されるあなたが、無事に合格できることを願っています。

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補足:試験の申込方法・試験日・合格発表について

最後に補足として、試験の申込方法や試験日、合格発表についても触れておきます。

高圧ガス製造保安責任者免状を取る方法は2通り

高圧ガス製造保安責任者の免状を取る方法は2通りあります。

ひとつは、毎年11月に行われている国家試験で

「法令」「保安管理技術」「学識」の3科目を受験して一発で取る方法です。

  • 1科目につき、60%以上正解する必要があります。
  • 1科目でも60%に届かないと不合格です(2科目が100点でも、残りの1科目が50点なら不合格)。

もうひとつは、高圧ガス保安協会(以下、KHK)が行う3日間の講習を受けて検定試験に合格してから

11月の国家試験で「法令」1科目を受験する方法です。

高圧ガス保安協会 講習の予定表と申込先

 

検定試験は国家試験よりも簡単です。

検定試験に合格すれば「講習修了証」がもらえて、国家試験の「保安管理技術」と「学識」は免除になります。

つまり、11月は「法令」1科目を受験するだけです。

仮に11月に「法令」1科目を受験して不合格になっても「講習修了証」に有効期限はありません。

一度検定試験に合格していれば、翌年以降も「法令」1科目を受けるのみです。

受講料(ネット申込で乙種と丙種が24,900円、甲種が29,000円)と講習+検定試験で4日間必要ですが、

合格へのハードルは一発試験よりも低くなります。

高圧ガス製造保安責任者試験の申込み方法

高圧ガス製造保安責任者試験の申し込みは、電子申請(ネット)、もしくは書面申請で行います。

電子申請の方が書面申請よりも受験手数料が500円安くなります。

※令和4年度実施分から受験手数料が変更になりました。

試験の申請期間は毎年8月下旬頃です。

7月上旬には申請期間が発表されるので、その時期になったら下のリンクをチェックしてみて下さい。

高圧ガス保安協会 国家試験のお申し込み

【令和8年度】高圧ガス製造保安責任者試験の試験日

高圧ガス製造保安責任者の試験は年に一度だけ、毎年11月の第2日曜日に行われています。

ですので、2026年(令和8年度)の試験日は11月8日(日)になると思います(まだ確定ではありません)。

 

試験時間は午前9時30分から午後3時30分で、法令60分、保安管理技術90分、学識120分の3科目です。

それぞれの教科で試験開始から30分経過すれば、試験会場から退出可能です。

講習を受けて検定試験に合格している方は、法令の試験だけを受ければ終わりです。

試験当日の様子などについては、こちらの記事に書きました。

試験の正解答発表

試験の正解答番号は、試験翌日の午後3時に発表されます。

※甲種「学識」の解答例だけは、12月中旬頃の発表です。

 

試験翌日の午後3時以降はKHKへのアクセスが集中するので、

下のページをあらかじめブックマークして、直接アクセスすることをおすすめします。

高圧ガス保安協会 正解答、合格者番号、試験問題の公表

試験の合格発表

  • 乙種・丙種(知事試験)翌年の1月上旬
  • 甲種(大臣試験)翌年の1月下旬

合格発表から2~3日程度で自宅にも合否通知書が届きます。

合格通知書は開封する前に結果が分かります。

封筒が届けば合格ハガキが届けば不合格です。

合格したら、あとは免状の交付申請を行うのみです。

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