こんにちは、トラックドライバーのikuzo(いくぞう)といいます。
今でこそ、バック駐車なんていくらでもできますが、私も免許を取ったばかりのころは車庫入れがとても苦手でした。
今回は初心者の方でもバック駐車がうまくできるコツと練習方法を紹介します。
どこの駐車場でも車庫入れができるようになると行動範囲が広がるので、ぜひこれを読んで練習してみて下さい!
バック駐車(車庫入れ)のコツ① 車をなるべく立てる
まずはバック駐車(車庫入れ)のコツからです。
こちらの画像をご覧下さい。①と②と、あなたならどちらの位置からバック駐車を始めたいですか。
明らかに①の方が簡単そうですよね!
上の画像は極端すぎたかもしれませんが、下の画像も①の方が簡単そうに見えると思います。
実際、初心者の方には①の方が簡単です。
(偉そうに言うわけではありませんが、運転に慣れると①も②もさほど変わらなくなります。)
このようにバック駐車は、始める位置によって難易度が変わります。
②のように車が寝ている状態よりも、①のように車を立てた方がバック駐車はやりやすくなります。
初心者の方は、バック駐車を始める前に車をなるべく立てることを意識するようにして下さい!
バック駐車(車庫入れ)のコツ② イメージで壁を作る
では、下の目標のスペースに駐車するために車を立てるには、次のどちらから進入するべきでしょうか。
こちらは②の「左に寄せて進入」が正解ですね。
「左に寄せる」と言っても、あまり寄せすぎると左側の車にぶつける可能性があるので、無理をしない程度に寄せて下さい(最低でも50cm程度は空けるようにしましょう)。
そして駐車場内に壁を作ります。
もちろん本当に壁を作ったら駐車場を管理している人に怒られるので、あくまでイメージです。こんな感じでイメージで壁を作ります。
×よりは〇のように、なるべく目標に対して立てるように壁を作ります。
そしてこの壁に沿うように車を進めていきます。車の左前部分が壁スレスレに通るイメージですね。ハンドルは右側に目一杯切った状態です。
通路の真ん中くらいまで車が進んだら、停止してバックを始めます。
あまり前方に進みすぎると、バックを始めてから車の右前部分が前方の車に接触する恐れがあるので注意して下さい。
ハンドルを左に切り、両側を確認しながらゆっくりバックします。
AT車(オートマ車)ならアクセルは基本的に踏まずにブレーキの強弱だけで後退します。
バック駐車の練習方法
今の方法とは少し違いますが、初心者向けのバック駐車(車庫入れ)の方法としてよく聞くのが、真っすぐ後退して左後ろのタイヤが目標を過ぎたらハンドルを回す方法です。
そして車が駐車スペースと平行になったらハンドルをまっすぐに戻します。
このやり方は間違いではないですが、運転が上手い人はいちいちこれをやってません。
車の運転はとにかく慣れることが大切です。
スムーズにバック駐車ができるようになるおすすめの練習方法があるので、これからその方法を紹介します。
早朝など、車がいない自由に使える駐車場を見つけてぜひ練習してみ下さい。
1時間も練習すればバック駐車(車庫入れ)がかなり上達しているはずです。
可能であれば免許を持っているご家族や友人などに見てもらいながら練習するのがいいと思います。
※練習を見る人は車の近く、特に車の前後には絶対に立たないようにして下さい。
真っすぐバックする練習
最初は真っすぐバックして駐車する練習をしましょう。
この時、ただ駐車するのではなく駐車スペースと平行に、しかも左右の空間が同じになるように駐車します。
真っすぐバックするのは、簡単そうに見えて意外に難しいものです。
というのは、車が少しでも傾くと、初心者の方はハンドルをどちらに切ればいいのか分からなくなることがあるからです。
車を真っすぐ駐車するコツとしては、一番見やすい右後ろのタイヤが目標の位置(右の線の少し内側)を通過するようにハンドルを操作します。
そして右後ろのタイヤが目標を通過したら、車と駐車マスの線が平行になるようにハンドルを動かします。
少し曲げてバックする練習
真っすぐバックができるようになったら、今度はスタートする位置を少しだけ横にずらします。
同じように駐車スペースの真ん中に車を停めることを意識して下さい。
大きく曲げてバックする練習
そしてスタート位置をどんどん横へずらしていきます。最終的には2台分横からスタートして駐車できるようにしましょう。
カラーコーンを置いて練習
左右両方ともできるようになったら今度はカラーコーンを置いて練習します。
カラーコーンはホームセンターなどで1つ400円くらいで販売していますが、2リットルのペットボトルなどで代用しても構いません。
接触しても車にキズがつかない物を使用して下さい。
最初は少し広めにカラーコーンを置いて、それを徐々に狭めていきます。
最終的には駐車スペースの角にカラーコーンを置いて駐車できることを目標にして下さい。これができるようになればバック駐車はもう苦手ではなくなっているはずです。
最後に
今回のまとめですが、車のバック駐車は駐車スペースに対して車をなるべく立てた位置から開始することを意識して下さい。
そしてあとは練習あるのみです。
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