【PhotoScape X】の基本的な使い方

PhotoScape Xの基本的な使い方

こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。

ブログを始めて5年になりますが、私が一番使ってきたツールは

無料で使える画像編集ソフト「PhotoScape X」(フォトスケープエックス)です。

「PhotoScape X」は無料版と有料版がありますが、

無料版でも画像編集ソフトとして十分なレベルです。

 

今回は「画像編集ソフトをあまり使ったことがない」という方のために、

PhotoScape Xの基本的な使い方(使用頻度の高そうなもの)を解説していきます。

PhotoScape Xのインストール方法

PhotoScape Xのダウンロードはこちらをクリックします↓

http://x.photoscape.org/

 

Windowsで使う場合は左のボタンをMacで使う場合は右のボタンを押して下さい。

PhotoScape Xのトップ画面

※「WINDOWS 10」と表示されていますが、Windows 11でも問題なく使えます。「PRO」は有料版です。

「ダウンロード」→「Microsoft Store を開く」→「インストール(もしくは入手)」へと進みます。

PhotoScape Xのダウンロード画面

インストールが完了したら「開く」を押すとPhotoScape Xが起動します。

PhotoScape Xの基本的な使い方

ここからはPhotoScape Xの以下の使用方法について説明します。

 画像の切り抜き(トリミング)

 画像の回転・反転

 画像に線や図形、別の画像を挿入する

 画像に文字を入れる

 画像にフレームをつける

 画像にモザイクをかける

 画像のサイズを変更する

画像編集開始

PhotoScape Xで画像を編集するには「写真編集」を選択します。

PhotoScape Xの「写真編集」を選択

編集したい画像をウィンドウにドロップするか、一覧から画像を選択します。

編集する画像を画面にドロップするか、一覧から画像を選ぶ

画像の切り抜き(トリミング)

画像を切り抜くには「編集」→「切り抜き」を押します。

「編集」→「切り抜き」を押す

縦横比を選んで、切り抜きたい部分を大まかにドラッグします。

縦横比を選んで、切り抜きたい部分を大まかにドラッグ

トリミングの枠にある「○」や画像をドラッグして切り抜く範囲を調整後、「切り抜き」を押します。

切り抜く範囲を調整して「切り抜き」を押す

画像を丸く切り抜く場合は「円形切り抜き」に チェックを入れます。

1×1の比率を選択すると正円になります。

PhotoScape Xで画像を丸く切り抜く方法

切り抜く部分が決まったら「保存」を、やり直す場合は「取り消し」を押して再度調整して下さい。

切り抜いた画像を保存する

フレームの形に切り抜く

「フレーム」→「シェイプ」を選択すると様々な形に切り抜くことができます。

PhotoScape Xの「シェイプ」

背景の色を消すときは「透明」を押します。

切り抜いて背景を透過させた画像

背景を透過させたら「PNG」で保存して下さい。

背景を透過させたら「PNG」で保存する

画像の回転・反転

画像を回転させたり反転させるのはここです。

PhotoScape X 画像の回転と反転ボタン

右に90°回転。

右に90°回転させた画像

水平方向に反転。

水平方向に反転させた画像

垂直方向に反転。

垂直方向に反転させた画像

画像の調整・効果・変形

ここは種類があり過ぎるので、時間があるときにご自身でいろいろ試してみて下さい。

(決して手抜きではありませんので……)

PhotoScape X 画像の調整・効果・変形

たとえば「変形」の「魚眼レンズ」を選ぶと画像がこんな感じに。

PhotoScape Xの「魚眼レンズ」で変形させた画像

「キャンセル」もしくは「取り消し」を押せば元に戻るので、一通りやってみるのが手っ取り早いと思います。

矢印や線の挿入

画像に何かを追加するには「挿入」を押します。

PhotoScape Xの「挿入」ボタン

矢印や線などの挿入はこちらのボタンです。

矢印や線、囲み枠を挿入するボタン

試しに矢印を引いてみましょう。

「矢印」のボタンを押してから画像の上でドラッグします。

画像に対して水平線や垂直線を引くには、キーボードの「Shift」を押しながらドラッグして下さい。

「矢印」を押して画像の上でドラッグ

「曲がる線」を選択すれば、線の間にある「○」をドラッグして矢印を曲げることも可能です。

PhotoScape Xで矢印を曲げる方法

直線の矢印は「尻すぼみ」になってしまうので、これを解消するには「ライン」と図の「三角」を組み合わせて矢印を作ります。少し面倒くさいですが。

「ライン」と図の「三角」を組み合わせて直線の矢印を作る

図形と画像の挿入

画像を追加したり、図形を挿入するボタンはここです。

画像を追加したり、図形を挿入するボタン

図形は「矢印」や「ふきだし」など様々なものが用意されています(一部、PRO版でないと使用できないものも有ります)。

画像に追加したい図形を選んで「OK」を押せば、挿入されます。

「図」を押して、図形の種類を選んで「OK」を押す

図形の色やアウトラインなどは、挿入したあとで設定します。

位置は図形をドラッグ、図形の大きさは枠の「○」で調整します。

挿入した図形の色を設定したり、位置や大きさを調整する

他の画像を挿入するには「イメージ」を押してファイルを指定してもよいですが、ファイルをドロップしても画像を重ねられます。

別の画像をドロップする際は、画像のようなツールバーが表示されていることを確認して下さい。

PhotoScape Xに追加で画像を挿入する際はツールバーが表示されていることを確認する

画像と吹き出しと文字を挿入した一例です。

画像と吹き出しと文字を挿入した一例

画像に文字を入れる

画像に文字を入れるには「テキスト」を押します。

PhotoScape Xで文字を挿入する「テキスト」ボタン

下の画像のように2つの文字を挿入すると補助線が出てきます。

これによって2つの文字を同じ高さに合わせることができます。

補助線を利用して、2つの文字を同じ高さに合わせることが可能

文字が画像の中央にくると垂直線、水平線が現れるのでブログのアイキャッチなどを作る際にも便利です。

文字が画像の中央にくると、垂直線や水平線が現れる

PhotoScape Xは「縦書き」の文字を挿入することはできませんが、やってやれないこともありません。

縦書きの文字を入れるやり方はこちらの記事に書きました↓

画像にフレームをつける

画像に様々なフレームや影をつけることができます。

PhotoScape Xの「フレーム」ボタン

画像に枠をつけるだけであれば「境界線」を使います。

枠の太さと色を指定して「適用」を押します。

フレームの設定方法

画像にモザイクをかける

モザイクはツールバーの一番右にある「道具」にもありますが、

綺麗にモザイクをかけるなら「挿入」→「フィルター」→「モザイク」を選んだ方が使いやすいと思います。

PhotoScape Xの「モザイク」ボタン

同じサイズのモザイクを2つ作るなら「複製」を、

あとは「強度」「角度」「不透明度」を調整して好みのモザイクに仕上げて下さい。

「モザイク」の複製と各設定

画像のサイズを変更する

最後は画像のサイズを変更する方法です。

PhotoScape Xの「サイズ」変更ボタン

「縦横比を固定」したまま、幅か高さのどちらかをプルダウンメニューから決めて(もしくは直接入力)「適用」を押し、最後に「保存」を押しましょう。

画像のサイズを変更して「適用」を押す

最後に

画像編集をされたことのない方は最初は戸惑うかもしれませんが、慣れてくると「PhotoScaoe X」はとても使いやすいソフトです。

他にも様々な機能があるので、じゃんじゃん試してみて下さい。

失敗しても「取り消し」を押せば、すぐに元に戻ります。

本日は最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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