こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。
別記事を作成中に、無料アプリでイラストや写真の背景を透過(透明に)させる方法を発見しました。
そのアプリとは「PhotoScape X」です。
記事の中に埋もれさせておくのは勿体ないような気がしたので、
今回こちらの記事であらためて「透過させる方法」を紹介したいと思います。
※2021年2月21日更新
この記事を書いた後で、もっと簡単に背景の透過処理ができる方法を知りました。
こちらの記事で紹介していますので、よろしければ併せてお読み下さい。
PhotoScape Xをインストール
「PhotoScape」は2種類あって、透過処理ができるのは「PhotoScape X」です。
「PhotoScape X」が使えるのはMacか、
Windows10の64bit版(バージョン1709以降)です。
(と、黄色のアンダーラインを引いた部分に書いてあります。)
それ以外のWindowsでも使える「PhotoScape」は、残念ながら透過処理ができません。
お使いのWindows10が「32bit」か「64bit」かを確認する方法をかんたんに書いておきますね。
スタートメニューの歯車のマーク(設定)をクリックします。
「システム」をクリック。
一番下にある「バージョン情報」をクリック。
これでWindows10の「bit数」と「バージョン」が確認できます。
PhotoScape Xの使い方
イラストを透過させる
それでは「イラストAC」でダウンロードした、こちらの効果音(擬音)を透過させてみましょう。
この中の右上にある「ガーン」を使います。
なお、「イラストAC」の画像は無料で使用できますが、著作権のあるイラストなどを無断で使用することは法律で禁じられています。十分にご注意下さい。
使用する部分を切り抜く
「PhotoScape X」を起動して、まずは「ガーン」を切り抜きます。
「写真編集」を選択して画像を画面にドラッグ&ドロップ、画面右側にある「切り抜き」を押します。
使用する「ガーン」を大まかにドラッグして、右下にある「✓切り抜き」を押します。
こちらをいったん保存しましょう。
切り抜いた部分を透過させる
次に「カットアウト」を選択して、いま保存した「ガーン」をドラッグ&ドロップ、
画面右上にある「マジック消しゴム」を使います。
黄色の背景部分に「十字カーソル」を当ててクリックすると
「ガーン」の背景が透過しました!
同じように文字がはみ出た部分も透過させます(消します)。
細かい部分は「ブラシ」を使って「ぬりぬり」してもOK。
こんな感じで不要なものはすべて消しました。とりあえず文字の中の黄色は残してあります。
これをまた保存して下さい。
透過させたイラストを写真に重ねてみる
では、透過させた「ガーン」を写真に重ねてみましょう。
使用するのは「Pixabay」でみつけた、こちらのおさるさんの写真です。

「写真編集」を押して、おさるさんの写真をドラッグ&ドロップします。
右上の「挿入」を押してから「ガーン」をドラッグ&ドロップして、位置と大きさを調整します。
出来上がりは、こんな感じですね。
文字の中の色を抜いた「ガーン」を合成しました。
先ほどの「写真編集」の画面で「ネガ」を押せば、白い「ガーン」も作れます。
さらに「ガーン」の色を変えることも可能です。
最後に
というわけで今回は無料アプリ「PhotoScape X」で画像を透過させる方法を紹介しました。
実は最近まで「X」の存在を知らずに、通常の「PhotoScape」を使っていました。
今回、アイキャッチも「X」で作ってみましたが、「X」の方がテキスト(文字)も断然綺麗です!
「X」が使えるパソコンをお持ちでしたら、迷わず「X」を使った方がいいと思います。
ちなみに「PhotoScape X」には有料版もあります。
こんなふうにアイコンに「PRO」の文字が入っている機能は有料版でしか使えません。
私はたぶんそこまで使いこなせないので、無料のもので十分ですが…(^_^;)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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