こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。
今回は画像編集ソフト「PhotoScape」(フォトスケープ)を使って、ブログのアイキャッチや記事に挿入する画像を作る方法です。
ブログにのせたい画像をちょっと加工したい時、たとえば
- 画像のサイズを小さくしたい
- 画像の一部を切り抜きたい
- 画像に文字を入れたい
などなど。
PhotoScapeは無料なのに、これらのことが簡単にできるソフトなんですね。
有料の「Photoshop」に比べるると機能は落ちますが、ブログの写真程度なら十分に活用できます。
というよりも「これが無料でいいの?」といったレベルです。
今回はPhotoScapeのダウンロードから基礎的な編集方法までを説明させていただきます。
それでは早速いってみましょう!
PhotoScapeをインストール
まずはPhotoScapeをインストールします。
ダウンロードはこちらをクリック↓

無料ダウンロードをクリックして下さい。
どれをダウンロードするのか迷いますが、緑色の「Download Now」です。
さらにクリックします。
ダウンロードしたEXEファイル(拡張子.exe)を開くとセットアップのウィンドウが開きます。
インストールをクリックして下さい。
インストールが始まりますので、そのまましばらくお待ち下さい。
インストールが完了しました。
このまま実行するには、「PhotoScapeを実行」に チェックを入れて完了を押します。
PhotoScapeを使って画像を編集する
豊富な機能を持つPhotoScapeですが、今回はアイキャッチ画像や記事に挿入する画像を作るために私が主に使っている
- 画像のリサイズ
- 画像のトリミング
- 画像に文字や図形を入れる
- 画像にフレームをつける
この4点について説明します。
画像の読み込み
PhotoScapeのトップ画面より「画像編集」をクリックします。
私はこの「画像編集」と「スクリーンキャプチャ」以外は使ったことがありません…(^_^;)
「画像編集」の画面に切り替わったら、編集したい画像ファイルをドラッグ&ドロップします。
もしくは画面左側にあるファイル一覧から、編集したい画像を選択しましょう。
これで編集の準備が整いました。
画像のリサイズ
画像の読み込みが完了したら、いよいよ編集です。
私はCocoonを使っていて、コンテンツの幅を800pxで設定しています(設定というより、Cocoonのデフォルトのまま変えてないような気が…)。

Cocoonでコンテンツ幅やサイトの横幅を変更する方法は、こちらをご覧下さい。
コンテンツ幅に合わせて、アイキャッチや見出しの下に入れている画像も横が800px、縦が450pxの16:9の比率で作っています。
なのでここも例として、横800×縦450の画像に仕上げてみたいと思います。
まずはダウンロードした画像を、横幅800pxにリサイズします(ここではまだ、縦の長さを450pxにはしません)。
「ホーム」タブより「リサイズ」を選択して下さい。
幅を「800」に変更して「OK」を押します。
「アスペクト比を保持」に チェックが入っていれば、比率を保持して高さは自動的に変わります。
これで横幅は800pxになりました。
画像のトリミング
次に533pxある高さを450pxにすべく、上下を少し切り取ります。
今度は左下にあるタブの中から「トリミング」を選択して下さい。
横幅は変更しないので、画像左側の何もない部分から画像を越えた右下へドラッグします(サイズは後から調整できるので適当に)。
ドラッグが完了したらトリミング枠の真ん中にある□を上下に動かしてh:450にします。
高さが450になったら、画像をドラッグしてトリミングしたい位置に合わせます。
位置が決まったら「トリミング」を押します。
画像の上下を切り取ることができました。
トリミングは、これで完成です。
画像に文字や図形を入れる
アイキャッチ画像は文字を入れることにより、一目で何について書かれた記事なのかが分かりやすくなります。
ここでは画像に文字や図形を入れる方法を説明します。
面倒かもしれませんが、文字を入れる前に小さくした画像を再び大きくしましょう。
理由は、小さい画像に文字を入れると文字のギザギザが目立つからです。
(スマホでご覧の方は、拡大してみて下さい↓)
いったん画像を大きくしてから文字を入れて、そのあとで画像を元の大きさに戻せば滑らかな文字に見えます。
最初から文字を入れるつもりであれば、画像を小さくする前に文字を入れておくといいでしょう。

スマホみたいな小さな画面で見る分には、あまり気にならないけどね
「リサイズ」で画像を大きくしたら「オブジェクト」タブの「T」のマークをクリックします。
テキスト入力ボックスが開きます。
ここで入力するテキストやフォントの種類、大きさ、色などを設定します。
文字の周りにあるフレームラインの□でも、ドラッグすると文字の大きさを変えることができます。
フレームラインの中でドラッグすると文字の位置を動かせます。
文字を上の方へ動かしたら、文字が空に溶け込んでしまいましたね。
この場合は文字の周りに別の色をつけてもいいですし、文字の背景色を変えてしまう方法もあります。
「オブジェクト」タブの「矩形(くけい)モード」を使ってみましょう。
色と不透明度を決めて、
ドラッグ!
文字を前面に出すために、矩形の上で右クリックして「後面」を選択します。
あとは文字と矩形のバランスを考えて調整して下さい。

文字や矩形が選択できなくなったら、一度「T」マークを押してみるといいよ
ひとまずこれで画像を保存しましよう。
保存方法は画面右下にある「保存」を押します。
ファイル名を変えず保存するには「保存」を(元の画像は「Originals」というフォルダーに保存されます)、
ファイル名を変えて保存するには「名前をつけて保存」を押して下さい。
「名前をつけて保存」は、名前と一緒にファイルの形式も変更できます(たとえばJPG→PNGなど)。
保存したら、PhotoScapeを一度閉じて再度起動させるか、保存した画像の名前を変えてからPhotoScapeのウィンドウに保存した画像をドラッグ&ドロップして下さい。
これで画像を元の幅800pxに戻せば文字を入れた画像の完成ですが、もうひとつ、矢印などの線を入れる方法も説明しておきます。
線を引くには、「オブジェクト」タブの「直線モード」を使います。
こちらも線の種類や太さを決めてドラッグします。
垂直や水平な直線を引くにはシフトを押しながらドラッグして下さい。
画像にフレームをつける
最後に画像にフレーム(枠)をつける方法です。
画像の背景が白だったりすると、どこまでが画像なのか分かりにくくなります。
画像の境界線をはっきりさせたいときや、アクセントをつけるには画像の周りにフレームをつけましょう。
フレームをつけるには「ホーム」タブのここを押します。
単に黒い線の枠をつけるのであれば、プルアップメニューより「Black Line」を選びます。
プルアップメニューの右下にある「フレームライン」を押すと、フレームの細かな設定が可能です。
最後に
いかがだったでしょうか。
アイキャッチはブログの顔となり、また見出しの下や記事の途中に画像を入れることで、読者には箸休め的な役割を果たします。
だらだらと文章が続くだけのブログは、読者のストレスにもなりかねないですからね。
挿入する画像も、フリーの写真素材サイトなどからダウンロードした画像をただ使うだけではなく、編集することによって多少なりともサイトの個性を出したいものです。
今回は4つの編集方法を説明しましたが、これらをマスターすることで他の編集も直感的に行うことができるようになると思います。
もし途中で失敗してもPhotoScapeの画面右下にある「元に戻す」を押せばいいだけですから。
単調なブログにしないため、また読者を飽きさせないようするためにも、ブログにどんどん編集した画像を挿入しましょう!
コメント