こんにちは、ikuzo(いくぞう)です。
私の出身地・青森市のねぶた祭は大変エネルギッシュなお祭りです。
青森市民のねぶた愛は半端なく、ねぶたの期間中に全エネルギーを使い果たし、祭りが終わるとまた来年の祭りに向けてエネルギーを蓄え始めます。
そのため、ふだん無駄な会話は一切せずに
「どさ?(どこに行くんですか?)」
「ゆさ(おふろです)」
と、ひらがな2文字で会話を成立させるのは、有名な話ですね。
ほぼすべてのエネルギーを「ねぶた」に使う土地柄のせいで、むかし青森市には「ねぶた」以外、何もありませんでした。
昭和の時代には賑わいを見せていた青森駅前の新町通りも、郊外に続々と大型の商業施設がオープンしてからは人通りも少なくなる一方でした。
しかし、昭和の終わりから平成にかけてベイエリア中心に開発が進み、青森駅周辺はお洒落な場所へと様変わりしたのです!
新町周辺には昔ながらのお店も残っていて、現在は新旧入り混ざった大変魅力的なエリアになりました。
今回はそんな、青森駅近くのお散歩しながら訪ねてみたい【おすすめスポット】を紹介したいと思います。
青森郷土料理 おさない
青森駅から新町通りを歩き出すとすぐ左手にあるのが「青森郷土料理 おさない」です。
観光客に人気で、駅前では有名なお店です。外国の方にも人気があります。
一階が食堂、二階は居酒屋になってます。
ホタテ料理に特に力を入れていて、青森名物の貝焼き味噌やイカメンチも食べることができます。
人気が高い「おさない」の貝焼みそは、器は本物の貝ではありませんのであしからず。
▲おさないの「ほたて貝焼みそ定食」(1100円)
住所:青森市新町1丁目1-17
電話:017-722-6834
営業時間:11:00~14:00、16:00~20:00
定休日:月曜日
青森魚菜センター本店 のっけ丼
青森名物「のっけ丼」を食べるなら、「青森魚菜センター」へどうぞ。
丼ご飯を手元に用意して、市場の中を歩き回り、食事券と引き換えに好きなお店でお好みの具材をどんどん乗せていくシステムです。
食事券は5枚券(750円)と10枚券(1,500円)があります。
券は余っても換金できませんので、初めての方は市場の中を下見してから食券を買うことをおすすめします。
住所:青森市古川1丁目11-16
電話:017-763-0085
営業時間:7:00~16:00
定休日:火曜日
新町通り
昭和の時代は歩くのが嫌になるくらい人がいましたが、今は閑散として歩きやすくなりました(少し寂しい気もしますが…)。
駅から1kmほどアーケードが続くので、雨の日もほぼ濡れずに歩けます。
昔ながらのお店も残っているので、是非ゆっくり散策してみて下さいね。
▲駅前「朝市寿司」のランチタイムは午前8時から。
青森県立郷土館
展示物の量の割に入館料が310円と超破格なのが「青森県立郷土館」です。
何十年ぶりかに入ったら、展示物が増えていてその多さにびっくりしました。
三内丸山遺跡から、あふれんばかりの出土品があった影響かと思われます。
まじめに見学したらかなり時間がかかりそうですが、青森の歴史に興味のある方は是非どうぞ。
住所:青森市本町2丁目8-14
電話:017-777-1585
営業時間:9:00~18:00
青い海公園
絶好のロケーションにありながら、いつも閑散としていて散歩に最適な公園です。
早朝や、ベイブリッジとアスパムがライトアップされる夕方の時間帯は特におすすめです。
青い海公園から青森ラブリッジへ続く木歩道は歩くと少しだけ沈み込みます。
それがなんだか心地よくて気持ちがいいんです。
青森観光物産館 アスパム
青森市のランドマーク的な存在です。
1階のフロアはお土産が充実してます。
青森の有名なお土産はすべてここで手に入るのではないでしょうか。
個人的には、りんごを使った「ラグノオ」のお菓子が好きです。
「気になるリンゴ」や「りんごスティック」も人気ですが、私の一押しは「森のマドレーヌ」です。
地上51メートルの13Fの展望台(有料:展望台のみなら400円)からは、青森市内や青森湾が一望できて運がよければ北海道も見えるとか?
10Fには「みちのく料理 西むら」があります。青森湾を見ながらのお酒やお食事はいかがですか。
住所:青森市安方1丁目1-40
電話:017-735-5311
営業時間:10:00~18:00
まるかいらーめん
アスパムすぐそばの、昔からあるラーメン屋さんです(建物は2016年にリニューアル)。
『バナナマンのせっかくグルメ』でバナナマンの日村さんも訪れました。
(たまたま、ロケ中の日村さんと新町通りですれ違いました。)
番組で日村さんに「まるかいらーめん」を紹介したのは、第6代ねぶた名人の北村隆さんです。
千葉県産、鳥取県産、長崎県産の3つの煮干しをブレンド、
酸味の強い煮干しスープは好き嫌いが分かれますが、私は昔から大好きです。

住所:青森市安方2丁目2-16
電話:017-722-4104
営業時間:10:30~18:00
定休日:日曜日
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
1988年に終航になった青函連絡船ですが、八甲田丸が博物館(有料:大人510円)として残ってます。
アスパム&ベイブリッジ&八甲田丸は、青森湾の絵になりますね。
▲八甲田丸の前には、あの『津軽海峡冬景色』の歌謡碑が。前を通るといきなり「ジャジャジャジャーン」と曲が鳴り出します。
住所:青森市柳川一丁目112-15地先
電話:017-735-8150
開館時間:9:00~19:00(4~10月)、9:00~17:00(11月~3月)
休館日:4~10月は無休。11月~3月は毎週月曜日
A-Factory (エー・ファクトリー)
市民念願の新幹線が青森市にきて「新青森駅」が開業した同じ日に「A-Factory」もオープンしました。
アスパム同様に沢山のお土産品があり、こちらは他のお土産屋さんには置いてないような特産品も多数あります。
マニアックなお土産をお求めの方はA-Factoryへどうぞ。
館内では青森りんごを使った「シードル」も作られています。
1Fはフードコート、2Fにはお洒落なガレットのお店「Galetteria Da Sasino」もあります。
住所:青森市柳川1-4-2
電話:017-752-1890
営業時間:9:00~20:00(Galetteria Da Sasinoなど一部のお店は11:00開店)
青森ベイブリッジ
歩行者専用の「青森ラブリッジ」の上にある「青森ベイブリッジ」にも広い歩道があります。
A-Factoryのすぐ横にある階段を登っていくと、ベイブリッジの中間あたりに出ます。
階段の途中で橋の北側と南側への分岐点がありますので、海を眺めるなら北側の階段を上りましょう。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
毎年8月2日~7日に開催される青森ねぶた祭で賞をとった「ねぶた」4台が展示されています。
ねぶたの期間が終了すると、その年のねぶたに毎年入れ替えが行われます。
▲北村麻子さん(お父様は名人の北村隆さん)制作の大型ねぶた(2019年優秀制作者賞と知事賞を受賞)は、とても斬新で目を奪われました。
一年中、ねぶた祭の雰囲気や本物ならではのスケール感を楽しむことができますので、是非立ち寄ってみて下さい。
住所:青森市安方1丁目1-1
電話:017-752-1311
営業時間:9:00~18:00
休館日:8月9日、10日、12月31日、1月1日
最後に
いかがだったでしょうか。
青森駅周辺は、それほど人が多くないのでゆったりと散歩ができます。
食べ物は美味しいし、どこのお店に入っても「いらっしゃい!」と歓迎してくれるので、きっと青森市が気に入ると思いますよ。
こちらは私のおすすめ、ラグノオささきの「森のマドレーヌ」です。
お土産で買ってくると、みんな「美味しい!」と言ってくれます。
青森を訪れた際には、お土産に是非どうぞ。
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